衣替えをするときに気をつけること・洗濯と収納のしかた

家事

6月は衣替えシーズン。
昨日は制服の衣替えについて書いてみましたが、
普段着の衣替えも、そろそろしなくてはいけませんね。

片づける前のお洗濯

洋服を着たら、もちろんお洗濯はしていると思います。
でも、衣替えするときにはちょっとしたことに気をつけるだけで
大事な洋服を傷めずに収納できるんです。

洗濯は、いつも通りで構わないのですが、
コツは干すとき。
湿気が残らないように、カラッと乾かしましょう
この湿気、実は衣服の収納の大敵です。
よく、きちんと洗濯をしてから片づけたのに、
シーズンがきて取り出してみたら、
シミができていた、なんてことありませんか?
このシミ、実は湿気から生まれるんです。
汚れが十分に落ちていなかったり、保管中についたカビ
湿気によって浮き出てくるんですね。
これを防ぐため、しっかりと干しましょう。

寒冷地に住んでいる人なら、そろそろストーブ
片づけるシーズンですよね。
ストーブの中に残った灯油は、
危ないのですべて取り出してから片づけると思いますが、
洗濯をしたときに、部屋干しをして、
残った灯油でストーブをたいちゃいましょう
これで、衣服の湿気を取ることができますね。

収納のコツ

さて、きれいに洋服が洗濯できたら、
いよいよ収納です。
この時にも収納のコツがあります。

タンスに片づける場合

タンスの引き出しには、新聞紙を敷きましょう
タンス用の敷き紙などもありますが、
湿気対策には新聞紙が適しています。
新聞紙は水分があると、それを吸収してくれます。
保管中にどうしても出てきてしまう湿気
新聞紙で吸収すれば、シミやカビの防止になります。
この新聞紙は、保管中に何度か確認をして
水分を吸っているようなら、交換をしましょう
これだけで、だいぶ違います。

また、タンスの置き場所ですが、
部屋の湿気やすいところにありませんか?
保管場所も少し考えてみるとよいですね。

衣装ケースを使う場合

シーズンオフの洋服を衣装ケースで保管することも
よくありますよね。
プラスチック製の衣装ケースは便利ですが、
素材を見てわかるとおり、中が大変湿気やすいです。
なので、タンスよりも湿気対策をきちんとしましょう。

下にはタンス収納の時と同じように新聞紙を敷きます
そして、こまめにその新聞紙を取り替えましょう。
市販の湿気取りを使うのもよいでしょう。
その場合は、衣装ケースの下に置くのがよいです。
湿気は下に向かってたまります。
透明な衣装ケースを使っているときには、
外から見てわかる場所に湿気取りを置くと、
水がたまったときにわかりやすくて便利です。

虫害を防ぐ

洋服の天敵といえば、虫。
防虫剤は必ず使うのがよいですね。
防虫剤の置き場所は、洋服の上
衣装ケースならふたを閉める前に入れましょう。
防虫剤の成分は、上から下に向かって効き目が出ます。
また、一か所に入れる防虫剤は、
必ず同じメーカーの同じ銘柄にしましょう。
混ぜてしまうと、異臭の原因や、衣服の汚れの原因になることも。

最後に、衣替えをする日を選びましょう。
ここまで、洋服の保管の天敵が湿気、という話をしてきました。
せっかくきれいに乾かした洋服も、
しまう日がジメジメとしていたら、また湿気を吸ってしまいます。
6月になると、梅雨時期になり、雨の日が多くなりますが、
よく晴れた、カラッとした天気の日がおススメです。
どうしても雨の日に衣替えをするときには、
部屋に除湿器などをつけて、湿気を少なくするのが大事です。

大事な洋服をしまう時に、少しだけ気をつけて
保管してみてはいかがですか?