毎日飲むお茶やお水。
ついコンビニや自動販売機などで買ってしまいがちですが、案外お金をかけていませんか?
私は今の職場に勤め始めてから、ずっと自分の水筒を持ち歩いています。
水筒やタンブラーでちょっぴりエコに節約してみませんか?
マイボトル(水筒)を持ち歩くメリット
例えば500ミリリットル入りのペットボトル飲料を毎日1本買うとします。
コンビニや自動販売機ならだいたい150円ほどで販売されているので、150円を30日購入するだけで毎月4500円ほどの出費になることがわかります。
一方、自宅でお茶や水を用意して持ち歩いた場合はどうでしょうか?
飲料の種類にもよりますが、私は1袋100個入りのルイボスティを普段愛飲しています。
これが1000円程度ですので、一日に1個のティーバッグを使用しても、1か月300円の出費です。
これだけでも、月に4000円以上の支出の差があることがわかります。
我が家では私、夫、中・高校生の息子3人がマイボトルを持ち歩いています。
マイボトルを持ち歩いていなければ、毎日700円近くのお金をかけて飲料を買うことになるわけです。
どうですか?経済的ですよね。
水筒の中身は?
我が家の水筒の中身は、それぞれによって違います。
私はルイボスティや黒烏龍茶を夏は冷たく、それ以外のシーズンには温かくして持ち歩きます。
夫と長男の中身はコーヒーです。
毎朝ドリップしたものをたっぷり入れて持ち歩きます。
夏は長男だけアイスコーヒーです。
夫はこれ以外に私と同じお茶を持ち歩いています。
次男、三男は夏は冷たい麦茶、冬は次男だけ温かいお茶を持っていきます。
三男以外はお弁当を持ち歩いているので、その時に一緒に飲めるものが必要なのです。
マイボトルのよいところは、それぞれの好みに合わせて中身を入れることができることですね。
夏は冷たく、冬は温かく
水筒で飲料を持ち歩くメリットは経済的なことだけではありません。
最近の水筒はとても機能がよく、冷たい飲料は冷たいまま、温かい飲料は温かいまま持ち歩くことができます。
例えば朝、沸騰したお湯を入れておけば、70度以上を6時間キープできます。
ペットボトルやコンビニのコーヒーなどは、どうしても時間が経つと冷めてしまいますよね。
また、冷たい飲料も、冷たいまま持ち運べます。
いつでも温かいものや冷たいものを飲むことができるのがいいですね。
パーツが分解できるものを
よいこと尽くしの水筒ですが、面倒なのはそのお手入れです。
ペットボトルなら飲んだら捨てるだけですが、水筒は「洗う」という作業が必要です。
この時、できれば飲み口などのパーツが分解できる水筒のほうが扱いやすくなります。
蓋やパッキンなどはすべて分解して取り外し、それぞれをよく洗います。
デザイン重視のものはこういったパーツごとの分解ができないものもあり、私もいくつかの水筒を使い比べてみましたが洗うのにかなり苦労します。
我が家で愛用しているのは象印とサーモス(スタバで売られていたもの)です。
どちらも、蓋、飲み口、パッキンなどが分解できるので洗いやすく乾かしやすいのがよいところです。
普段のお手入れ
水筒の中身を入れっぱなしにしておくと、雑菌が繁殖したり水筒を痛めてしまう原因になるので、なるべく早く洗いましょう。
蓋、飲み口、パッキンなど分解できるものはすべて分解してパーツごとに洗います。
細かいところが洗えるブラシなどがあると便利ですね。
水筒の中は、柄付きのブラシでしっかりと奥まで洗います。
中までしっかり洗ったら水をしっかりきって乾かします。
うっかり濡れたまま蓋をしてしまうと、雑菌の繁殖の原因になってしまうので要注意です。
我が家では、洗ったパーツをキッチンペーパーの上にすべて並べ、翌日使うときまでそのままで乾燥させています。
匂いや茶渋などが気になるときには
毎日使っているとどうしても匂いがついてしまったり、茶渋やコーヒーの色移りをしてしまうことがありますよね。
そんなときには酸素系の漂白剤を使います。
我が家ではコストコで購入したオキシクリーンをお湯に溶いてつけ置きをします。
また、重曹などを使ってもよいですね。
つけ置きの時間は30分ほどが目安。
漂白したら必ず中をよく洗って水切りをしておきます。
塩素系の漂白剤は水筒を痛める原因になるので使わないようにしましょう。
食器洗浄機は使えるの?
便利な食洗機ですが、水筒には使えるのでしょうか?
調べてみたところ、食洗機は高温のお湯を使って洗浄するため、熱による変形でパーツなどが使えなくなることがあるそうです。
また、ボトルの塗装などが剥げたりすることもあるのだとか。
パッキンなどは食洗機を使っても大丈夫なものもあるそうですが、中でどこかに行ってしまわないように工夫する必要がありそうです。
スポーツドリンクに注意
子供の水筒の中身にはスポーツドリンクを入れる、という家庭も多いと思います。
実はこのスポーツドリンク、水筒によっては中を痛めてしまうことがあるので注意が必要なんです。
スポーツドリンクは酸性の飲み物です。
金属製の水筒にこれらを入れることで、水筒の中身が溶け出してしまう事例があるのだそうです。
現在販売されている水筒は、こういったことを防ぐものが出ています。
スポーツドリンクを持ち歩きたいときには、水筒選びに注意しましょう。
また、酸性の飲み物は同じように気をつける必要があります。
炭酸飲料や果汁飲料、ビタミンドリンクのようなものを持ち歩きたいときには水筒の種類に気をつけましょう。
いかがでしたか?
経済的なマイボトルを正しくお手入れして活用してみましょう!
水筒と一緒に持ち歩くお弁当についてはこちらの記事をどうぞ。