マスクをするとメガネが曇っちゃう!簡単にできる曇り対策と曇り止めグッズ

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インフルエンザや花粉症などのシーズンには、どうしてもマスクが必要になりますよね。
ですがマスクをメガネと一緒につけると、メガネが曇ってしまって困る、なんていう経験がありませんか?
今回は、メガネが曇ってしまう問題を解決する方法をいくつかご紹介します。

マスクをするとメガネが曇る理由

そもそも、メガネはどうしてマスクをすると曇ってしまうのでしょうか?
その理由は、マスクから漏れる自分の息なんです。
寒いところで「はー」っと息を吐くと、ガラスや鏡が曇りますよね。
これと同じことがメガネのレンズに起きているんです。

マスクはインフルエンザなどのウィルスや花粉などを体内に取り込まないためにつけるものですよね。
でも、メガネが曇ってしまう、ということは、マスクと自分の肌の間に隙間がある、ということ。
つまり、密着しきれていない証拠なんです。
せっかくつけたマスクも、これでは効果が半減してしまいます。

正しいマスクのつけかた

まずは自分に合った大きさのマスクをつけましょう。
マスクのサイズを決めるためには、聞き手をグーに握り、親指と人差し指をL字に開きます。
次に親指の先端を耳のてっぺんに、人差し指を鼻の付け根に合わせます。
この時の親指と人差し指の長さを測ると、大きさの目安になります。

・9~11センチ   子供サイズ
・10.5~12.5センチ 小さめサイズ
・12~14.5センチ   普通サイズ
・14センチ以上   大きめサイズ

マスクの大きさが合っていないと、隙間が大きくなり、メガネは曇りやすく、ウィルスや花粉などを防ぐ力も落ちてしまいます。
しっかりとサイズを測りましょう。

プリーツ型の一般的な使い捨てマスクの場合、針金が入っている方がマスクの上になります。
マスクには裏表があり、ギザギザのプリーツが下向きになっているほうが表になります。
針金部分をしっかりと曲げ、鼻にフィットするようにつけたら、プリーツを下向きに開いて全体に密着させるようにつけましょう。
これだけでマスクの隙間が小さくなり、メガネはだいぶ曇りづらくなります。

メガネを曇らせないマスクのつけかた

2018年10月に、警視庁がツイッターでマスクでメガネが曇る件について簡単な解決法を2つ紹介したことで話題になりました。
まず、マスクの上部を内側に折り込む
これだけでかなり曇りが軽減されるようです。

そしてもう一つが、マスクの内側に4つ折りにしたティッシュを添える、という方法です。
つけている間にティッシュがずれてしまいそうになる時には、両面テープなどでマスクに固定をするとよいようです。

どちらの方法も、マスクと自分の肌の間の隙間を減らして息が漏れるのを防ぎます。
メガネ装着時に曇りにくいマスクも販売されていますが、普通のものより値段が高めなので、こちらの方法を試してみるとよいかもしれませんね。

市販のくもり止めを選ぶ

メガネのくもり止め、と検索すると様々なタイプのくもり止めがヒットします。
代表的なものとしては、
・スプレータイプ
・塗る液状タイプ
・ジェルタイプ
・クロスタイプ
があります。
それぞれ、扱いやすさや効き目が若干違うので使いやすいものを選びましょう。

私が様々なくもり止めを試した結果では以下のような感じです。

・効き目は比較的長持ちするけれど、液が飛び散りやすいスプレータイプ
・手軽に塗れて効き目が比較的長持ちする液状タイプ
・塗るのに手間がかかるけれど、最も効き目が長持ちするジェルタイプ
・困ったときにさっと使えるが効き目が短いクロスタイプ

どのくもり止めを使うときにも共通していますが、メガネレンズが汚れた状態で使うのはNG。
くもり止めを塗り込むときに、レンズの汚れで傷をつけてしまうことがあるからです。
できればさっと水洗いをして、水分を拭き取ってから使いましょう。

曇らないメガネレンズがある

そもそもメガネを購入するときに、「曇らないメガネレンズ」を選択する、という方法もあります。
ただ、手入れが面倒であったり、絶対に曇らない、というわけではなく、曇りにくいレンズ、と考えたほうが良さそうです。

もしも興味があれば、眼鏡店できいてみるのもよいでしょう。
私の勤めるお店では、あまり積極的には販売していませんが。

いかがでしたか?
メガネとマスク、相性良く使いたいものですね。
ぜひ参考にしてみてください。