保育園や学校から帰ってくると、すぐにテレビの電源をつけてずーっとテレビの前から動かない、なんてことありませんか?
家事に忙しいときにはテレビに子守を助けてもらうこともたくさんありますが、いつまでも見せっぱなしはよくないのでは?と心配になりますよね。
子育てするうえでテレビはよくないのでしょうか?
我が家のテレビとの付き合い方と一緒にまとめてみました。
テレビを見ることで起きる悪影響は?
子育てにはテレビはよくない、という話はよく聞きますよね。
では具体的にどういったことが悪影響となるのでしょうか?
まずはテレビの見過ぎによる目の疲れです。
最近のテレビはLEDを使っているので、スマートフォンなどと同じように青色光が目に影響を与えると言われています。
また、テレビ画面は凝視してしまうことが多くなるため、まばたきの回数が減るのです。
もう一つは、テレビは一方的に情報を発信しているので、それを見るだけ、という受け身の姿勢になってしまうことです。
次々と画面が移り変わっていき、情報は流れていきます。
こういったものに慣れてしまうと、自分で考えたり想像したりする力が乏しくなると言われています。
テレビを見せる?見せない?
テレビは子供にとって楽しいものです。
しかし、見せすぎることで悪影響が出ないかどうかとても心配ですよね。
テレビを見せない育児、というのもネットで検索するとたくさん出てきます。
テレビを見せることが悪いかどうか、と言われれば、様々な意見があるのではないでしょうか。
例えば夕方帰宅して、夕飯の支度やたくさんたまった家事をしようと思ったときに、子供が遊んでほしい、と泣いたときに少しテレビに子守をお願いすることは悪いことでしょうか?
学校から帰って宿題もせず、テレビを見続けるのなら問題はあるかもしれませんが、家事の負担を減らすために少しくらい見せることは決して悪いことばかりではないと思うのです。
テレビとの付き合い方
テレビを見せっぱなしにしないために、我が家で実践している方法を紹介します。
我が家の三兄弟は、高校3年生を筆頭に男の子ばかりですが、テレビをつけると全員の動きが止まります。
それは見事なくらい、ご飯を食べていた手は止まり、目はテレビにくぎ付け。
ひどいときには口も止まります。
子供が生まれるまで、朝はニュースと時間を見るためにテレビをつけていたのですが、一切できなくなりました。
夕ご飯時にもテレビはつけられません。
そこで、見たいテレビはすべて録画をすることにしました。
宿題や夕ご飯、お風呂などがすべて終わり、寝る前に時間が余ったときに見ることができるシステムです。
ただし、あまり寝る直前まで見ていると眠れなくなると言われているので、寝る30分前までに終わるように時間を調整します。
テレビが見たければ早くやることを終わらせなければなりません。
このメリハリが我が家には向いていたようで、10年以上このルールでテレビを見ています。
テレビはリビングで
時間が空いた時に録画をしておいたテレビを見る、という我が家ですが、もう一つのルールが「テレビはリビングで見る」です。
子供部屋にはテレビを置いていません。
テレビを子供専用にしてしまうと、どんなに気を付けていても子供の好き放題になってしまうからです。
リビングでテレビを見ることで家族同士で会話をすることができます。
子供が好きな番組の話や、好きな芸能人の話をしながら、一緒にテレビを楽しむのです。
私自身はテレビがあまり得意ではありません。
見なければ見なくても全然平気なのですが、子供とワイワイと話しながら見るのは楽しいものです。
子供が今興味があることなども、テレビを見ながら話したりできるのもよいところです。
いかがでしたか?
朝から晩までテレビ漬け、ということではなく、メリハリある付き合い方もあります。
テレビにお任せしてしまうのではなく、一緒に楽しんでみてはいかがですか?
我が家では子供も大きくなり、テレビよりゲームとの付き合い方のほうが切実です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。