日本三大花火「長岡まつり大花火大会」を体験できる「長岡花火ミュージアム」

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日本の夏と言えば花火大会。
そんな中でも日本三大花火大会と言われるのが、新潟県長岡市で毎年8月に行われる「長岡まつり大花火大会」です。
2020年、2021年は新型ウィルスの流行で中止になってしまいましたが、全国から100万人を超える観光客が訪れる有名な花火大会を体験できる施設があるのをご存じですか?
今回はその「長岡花火ミュージアム」をご紹介します。

長岡まつり大花火大会とは?

全国的にも有名な長岡まつり大花火大会ですが、実は第二次世界大戦後に始まったものです。
終戦直前の昭和20年8月1日、長岡市は大空襲に遭いました。
当時の市街地の8割が焼失し、1488名の尊い命が失われた長岡大空襲、これを慰霊するために始まったのが長岡まつりの前身である「長岡復興祭」が行われました。
そして昭和22年には、明治時代から行われていた花火大会を復活させたのです。

このため、現在でも空襲のあった8月1日午後10時30分に合わせて慰霊の花火を打ち上げています。
このような歴史背景のある長岡まつりですが、その花火の打ち上げ数やプログラムなどが有名となり、現在では日本三大花火と呼ばれるまでになりました。

長岡花火ミュージアムへのアクセス

日本三大花火である長岡まつり大花火大会が体験できる施設として誕生したのが「長岡花火ミュージアム」です。
こちらは道の駅「ながおか花火館」に併設されています。
国道8号線沿いに位置する道の駅は、長岡インターから長岡中心部に向かって車で5分程度のところにあります。
電車などの場合はJR長岡駅で下車、大手口からバスでおよそ20分程度です。

見どころは圧巻のシアター

長岡花火ミュージアムの入場は無料
長岡まつりの背景や、花火に関する展示が数多くあり、こちらだけでも十分な見ごたえがあります。
花火のゲームなどが楽しめる幅15m、高さ6mの大ビジョンは、子供も大人も楽しめます。

そして圧巻は2階にあるドームシアター
「長岡まつりと大花火大会~長岡花火に込められた想い~」では、実際の長岡花火がそこにあるかのように体験することができます。
また、2022年4月からは新しいプログラムも始まるとのことなのでますますパワーアップしそうです。
シアター観覧にはチケットが必要で、一般高校生以上は600円となっています。
また上映は一日4回、ミュージアム入口でチケットを当日販売しています。

いかがでしたか?
年に2日間しか楽しむことができない長岡まつり大花火大会ですが、長岡花火ミュージアムでは季節を問わず体験することができます。
ただし毎週水曜日は休館日(祝日の場合は翌日)となっているので事前に確認してから訪れてみてくださいね。