調理をしたり食事をしたあと、中途半端に残ってしまう食材ってありますよね。
捨ててしまうにはもったいないけれど、という食べ物や飲み物。
ひと手間かけておいしいおやつやおつまみに変身させちゃいましょう。
ご飯で
余ったご飯は冷凍などにして保存するのも良いのですが、中途半端に残ったときにはおせんべいを作ってみましょう。
ポリ袋に余ったご飯を入れて、片栗粉、さとうを少々加えて、粘りが出るまでもみます。
ポリ袋の箸を小さく切り取って、ご飯を少しずつ出しながら丸く広げておせんべいの形を作ります。
油でこんがりと揚げたら、醤油や塩、カレー粉などをお好みでまぶしてできあがり。
揚げるのが苦手なら、トースターでこんがりと焼くのもいいですね。
ご飯と溶き卵をよく混ぜて、醤油などで味付けしたものを、サラダ油を熱したフライパンに平らに広げて、両面をこんがり焼くとお焼きのできあがり。
食べやすい大きさに切れば、手で食べられるおやつになります。
固くなってしまったパン
固くなったパンは、フードプロセッサーにかけるか、おろし金でおろしてパン粉にしましょう。
冷凍保存もできるので便利です。
固くなったパンでフレンチトーストを作ることもできます。
卵、牛乳、砂糖をよく混ぜたところに、固くなったパンをスライスして浸します。
できれば一晩漬けておくと柔らかくなりますが、最低でも30分くらいは浸しておきましょう。
バターを熱したフライパンで焼けば、絶品のフレンチトーストのできあがりです。
ワインで
飲み残しのワインは様々な隠し味に使うことができます。
そのまま煮込み料理やソースなどに加えてもよいですが、半分くらいまで煮詰めておいたものを瓶に入れて冷凍しておけば、アルコール分がとんで旨味だけが凝縮するので万能に使えます。
また、ジャムなどを煮るときにもワインを入れると風味がアップします。
赤ワイン、白ワインどちらでも使えますよ。
ビールで
飲み残したビールは浅漬けに使いましょう。
ビール150mlに対して塩を少々、砂糖大さじ2を加えたらきゅうり2本を漬けることができます。
一晩漬けたら完成です。
気になるビールの香りはあまり気にならず、まろやかになります。
ビールは煮込み料理にも使えます。
例えばお肉を煮込むときに加えると風味がアップ。
お肉を柔らかくする効果もあるので一石二鳥です。
しけたビスケットで
しけてしまったビスケットは、チーズケーキの土台にしましょう。
しけたビスケット15枚程度をビニール袋に入れて、めん棒などで砕きます。
クリームチーズ200g、同量のプレーンヨーグルト、砂糖とレモン汁少々、ゼラチン10gを混ぜて、ビスケットを敷き詰めた皿の上に流し込みます。
冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
餃子の皮で
余った餃子の皮は、一口ピザにしましょう。
餃子の皮にピザソース、またはケチャップを塗ります。
その上にお好みの具材とチーズをのせたら、トースターでこんがり焼くだけ。
おつまみにも、子供のおやつにも大人気の一品です。
ジャムやバナナを挟むように包んで、油で揚げれば一口パイのできあがり。
中身はお好みのものを入れて楽しんでみてください。
揚げたパイにシナモンや粉砂糖などをふりかけても美味しくいただけます。
スライスチーズで
スライスチーズはクッキングペーパーの上にのせ、電子レンジで加熱します。
500wなら約2分程度。
焦げ目がついてパリパリのチーズせんべいができます。
フライパンなら、中火に温めたところにチーズをのせ、焼き色がついたら一旦火を止めます。
フライ返しで裏返したら、再度中火でこんがり焼き色がつくまで焼くだけ。
こちらの作り方でもパリパリのチーズせんべいになりますよ。
いかがでしたか?
ほんの少しだけ余った食材も、工夫して美味しく食べてしまいましょう!