3月に入ると、高校や中学校では卒業式が行われますね。
我が家の次男もまもまく卒業式。
また、三男も小学校卒業を控えてバタバタとしています。
学年末を迎えると、その年に使った学用品の始末に困りませんか?
そこで今回は我が家の教科書やノートの処分方法についてまとめてみます。
教科書は保管するものと捨てるものを分ける
我が家では、基本的に1年間は教科書類を全てとっておくことにしています。
いつでも捨てられるような状態にしておくのがコツ。
まずは分別から。
我が家のルールは、1年しか使わない教科書はすべて処分。
地図帳や資料集など、取っておいてもあとで見ることがあるかもしれないものは別にしています。
例えば、小学校4年生くらいになると、総合の授業で自分たちが住む街の学習をするのですが、このときに配られる市町村が作った街の資料はあとから読み返すと結構ためになったりします。
同じように、社会の地図帳、歴史の資料集なども読み返すことがあるので保管です。
この分別ができたら、教科書の裏に書かれている名前を全部つぶします。
裏表紙ごと切ってしまっても構いません。
なんとなく捨てるときに名前がついていると嫌なので。
そして、いつでも廃品回収に出せる状態にしておくのです。
ただし、注意点が一つ。
芸術系(音楽や図工、美術など)や、総合の教科書などの中には、1冊を2年間で使うものがあります。
学校からもお便りなどで「捨てないで」とお知らせが来るので、絶対に捨てないように注意です。
我が家は、5年生のときに使った資料集をいらないと思って処分したところ、ちょっと使いたいから、と新年度に言われて慌ててゴミから戻した経験があります。
この資料集については、年度末に何も言われていなかったので全くのノーマーク。
この経験から、捨てる準備をして1年間保管するルールが生まれました。
ノートとワーク類の処分
1年間使ったノートと、計算ドリルや漢字ドリルなどのワーク類は基本的には年度末にすべて処分します。
ノートは、中途半端な使い方で白紙がたくさんあるものもありますが、取っておいて使った試しがありません。
計算ドリルや漢字ドリルなども、1年経ったらすべて処分します。
場合によっては、学期が終わったら処分するときもあります。
ワーク類で取っておいたほうがよかった、と思ったのは、高校受験のときに使った問題集。
長男が使ったあと、全て処分してしまったのですが、次男が受験をするときに問題の数をたくさんやったほうがよい、と言われ、結局新たに購入するはめになりました。
下に兄弟がいるときは、書き込み式でないワークは保管しておけばよかったと思いました。
今回、次男が高校受験が終わったので、受験問題集は捨てずに保管する予定です。
プリント類の処分
小学生のテストや授業中に使ったプリントは、基本的にすべて処分しています。
ただし、捨てる時には必ず間違ったところを赤ペンでなおしてから、が我が家のルールです。
テストの間違ったところは、実は正解しているところより大事。
できなかったところだけを直しておけば、復習になるからです。
中学生や高校生は定期テストは1年間保管。
学年末に本人が処分するかしないかを決めています。
高校生は大学受験のときに役立つかもしれないので、という理由で処分していないそうです。
学校で作った工作、絵画などの作品の残し方
学校から持ち帰ったもので、一番処分に困るのが工作や絵画などの作品。
絵画は、1年間が終わると、作品ファイルのようなものに入れて持ち帰るので、今はその状態ですべて保管しています。
しかし、場所を取る工作については取っておくのも大変。
そこで、持ち帰ったときに本人に持たせて写真を撮り、処分することにしています。
最初のうちは作品だけを写真に残していたのですが、いつのどんな工作だったのかを思い出すのが一苦労。
ということで、本人と一緒に写真を撮るスタイルになりました。
絵画も我が家は保管していますが、保管スペースがなければ、同じように写真を撮ってから処分をすればよいのではないでしょうか?
学用品の処分
例えば低学年で使った粘土、鍵盤ハーモニカやリコーダーなどの楽器、彫刻刀など、学年に合わせて様々な学用品を揃える必要がありますが、使わなくなってしまうものもありますよね。
我が家は基本的に学用品はすべてお下がりに出します。
粘土は処分しましたが、粘土板やヘラなどは小さい子供がいる家へ。
鍵盤ハーモニカも、楽器店できれいにメンテナンスして、吹口だけ処分してからお下がりに出しました。(吹口は新しいものを用意してもらいました)
リコーダーは今のところ自宅で処分する予定です。
家庭科で使った裁縫道具は、本来なら兄のお下がりを次男、三男と使えたはずなのですが、あえて全員購入し、いつか我が家から巣立つときに持たせる予定でいます。
いかがでしたか?
保管し続けると増え続ける一方の学校の道具。
上手に処分して行きましょう。