困ったときに気軽に相談したい!学校のスクールカウンセラーってどんな感じ?

子育て

学校への行き渋りや不安感。
子供がこんなことを訴えた時、担任の先生に相談するのはもちろんですが、「スクールカウンセラー」という強い味方がいるのを知っていますか?
我が家では長男が小中学時代に不安感を、次男と三男が高校生になってから行き渋りをそれぞれ経験しており、カウンセリングにかかった経験があります。

スクールカウンセラーってどんな人?

学校に配属され、生徒や教師の心のケアを行う職業がスクールカウンセラーです。
生徒や教師だけでなく、保護者に対しても面談を行うことがあります。
スクールカウンセラーは、教育施設に関わる人の精神的負担を少しでも軽くするために生まれたそうです。
時代とともに、勉強の悩みや友人関係、いじめなど、学校に関するトラブルは増えてきています。
こうした問題を解消する手段のひとつとして、スクールカウンセラーの重要性はどんどん高まっているのです。
スクールカウンセラーの業務の中心は生徒や保護者、学校教員への面談(カウンセリング)です。
面談では相手の話に耳を傾けることによってストレスを解消できたり、自覚のなかった悩みの原因を自覚できたりします。
このような存在が今の学校現場には必要とされているのです。

カウンセリングは誰でも受けることができる

このスクールカウンセラーによる面談(カウンセリング)は、その学校に所属している生徒や保護者であればだれでも受けることができるようになっています。
学校によっては常駐ではなく、曜日や日にちが決まっているのであらかじめ予約等が必要ですが、相談する内容はどんな些細なことでも大丈夫。

話を聞いてもらえるだけでも自分の中の悩みを整理したり確認したりすることができるので気軽に相談してみるといいですね。

我が家のカウンセリング例

少し前のことですが、高校に入学してしばらくしてからの三男が学校に対しての不安感を訴えるようになりました。
特に友人関係にトラブルがあったわけでもなさそうに思えたのですが、なんとなく学校に足が向かない日が数日続いたころ、これは相談してみたほうがいいかもしれない、とカウンセリングを受けました。
本来であれば本人がカウンセリングを受ければよいのでしょうが、まずは親である私が子供に対する接し方に悩んでいたので話を聞いてもらいました。
面談時間は1時間ほどだったと思います。
三男の気持ちにどう寄り添っていくのがいいのか悩んでいることなどをひたすら聞いてもらいました。
カウンセラーさんは私の話を熱心に聞いてくれ、ご自分の子育て体験なども交えてアドバイスをしてくれました。
ひとしきり話し終えた私はスッキリとした気持ちになり、少しくらいのことはどんと構えていこう、という心構えができた気がします。

その後、三男も自分からカウンセリングを受けると言い出し、同じカウンセラーさんに話を聞いてもらったそうです。
どんな話をしたのかは教えてくれませんでしたが、話を聞いてもらってスッキリしたこと、何か嫌なことや悩むことがあったら相談する相手ができた、と言って顔色が少し晴れました。
その後の三男は、時々気持ちが向かない日があったようですが、きちんと学校に通うようになり、学年が上がってからはいろいろなことにチャレンジできるようになりました。

些細なことでも相談できる相手として

三男の学校に来るスクールカウンセラーさんは、週に1回、決まった曜日の決まった時間にカウンセリングルームにいるそうです_
予約のない時間帯は誰でもいつでもふらりと入って世間話をしていったり、相談をしたりできるようになっています。
カウンセラーさんに聞いたところ、本当に些細な話でも世間話でもいい、とおっしゃっていました。
気軽に立ち寄れる雰囲気で安心できる部屋になってたのが印象的でした。

いかがでしたか?
カウンセリング、なんていうと敷居が高いように思えるかもしれませんが、些細な悩みでも聞いてもらうと気持ちが軽くなりました。
ぜひ怖がらずに活用してみてはいかがですか?