まもなく50歳を迎えようとしているアラフィフ主婦の私ですが、最近だんだんむくみが気になってきました。
長時間歩いたりして、手を下に向けていると指輪が抜けなくなったり、仕事で立ちっぱなしが長くなると足がむくんできたり。
むくみを解消したくて、原因と解消法について調べてみました。
私が実践しているセルフケアも紹介しますね。
むくみの原因は水分と塩分
血液やリンパ液の流れが悪くなることで水分と老廃物がたまり、むくみ、と呼ばれる症状が現れます。
特に女性に表れやすい症状と言われているそうです。
それというのも、女性は更年期になるとホルモンバランスの乱れや自律神経の乱れによって、欠航が悪くなり、むくみやすくなるのだそう。
また、年を取ると、筋力が低下して、リンパの流れが悪くなることも一因なのだそうです。
水分の取りすぎもむくみの原因。
前の日の夜にお酒を飲みすぎたりすると、朝むくんでいたことはありませんか?
お酒を飲んだ翌日にむくむのは、飲みすぎたお酒と、おつまみの塩分が原因。
塩分を多く取りすぎると、体の中の水分と塩分のバランスが崩れ、体が必要以上に水分を取り込もうとすることによってむくみが起きてしまいます。
お酒を飲んでいるとどうしてもしょっぱいおつまみを食べてしまいがちですが、これがむくみの原因なんですね。
また、冷え性の人はむくみやすいと言われているそうです。
冷えは血行の悪さから起きる症状なので、むくみの原因と同じ、ということですね。
むくみを解消するセルフケア
むくみは自分でもセルフケアをすることができます。
私は手先とふくらはぎがむくみやすく、毎日セルフケアをしています。
まず、手先。
血の巡りは心臓に向かっていますので、心臓より高い位置に手をあげます。
そして、グー、パー、と手を結んだりひらいたりという動きをします。
これだけでもずいぶんむくみが解消されますよ。
そして、ハンドクリームなどを手に付けたら、指先から根元に向かって1本ずつマッサージをします。
たまった老廃物を心臓に流すイメージを持ってやるとよいでしょう。
これもできれば心臓より高い位置でやると効果的です。
足のふくらはぎは、やはりクリームをつけてマッサージをします。
足首からふともも方向に、両手を使って老廃物やリンパを流すイメージです。
必ずマッサージをするときにはクリームを使いましょう。
何もつけずにマッサージをすると、肌を傷める原因になってしまいます。
お風呂に入っているときにマッサージをすると、さらに効果がアップします。
入浴するときには炭酸系の入浴剤(バブなど)を使うと血流がよくなって、むくみの解消に効果的です。
ゆっくり湯船につかって、10分間くらい入浴するのがよいそうです。
暑い夏でも、なるべく湯船につかるようにしましょう。
むくみを予防する食べ物
むくみは、水分と塩分の取りすぎで起こります。
この水分と塩分を体の外に排出することで、むくみを予防することができます。
カリウムには利尿作用があり、塩分の排出をうながし、体の中の水分と塩分のバランスを整える作用がある、と言われています。
カリウムを多く含む食品は以下のようなものがあります。
・昆布、わかめなどの海藻類
・大豆、ラッカセイなどの豆類
・じゃがいも、さつまいもなどの根菜類
また、アボカドやスイカ、ホウレン草などにもカリウムが含まれています。
カリウム以外にも、余分な水分を排出してくれるクエン酸、血液の流れをよくするポリフェノール、血行を良くして代謝を改善するビタミンEなど、バランスの良い食事を心がけることでむくみを予防することができます。
むくみの天敵、塩分については、なるべくインスタント食品や味の濃い加工食品などを避ける工夫をするとよいですね。
意識をして減塩していくのもポイントだと思います。
むくみは予防とマッサージでセルフケアできますが、これでも解消しないようなひどいむくみは、何らかの病気が隠れていることもあるそうです。
重度のむくみは病院で相談するのも大事ですね。
軽いストレッチでもむくみは解消します。
運動なども取り入れながら、むくみのセルフケアをしていきましょう。