芸術の秋。
先日行った東京への一人旅の目的はいくつかの展覧会を観に行くこと。
観るのは好きだけれど深い知識があるわけではない私ですが、印象派の絵画は中でもとりわけ大好きなジャンルです。
そして今回の旅の日程の間にあの巨匠クロード・モネの展覧会があると聞いて行ってきました。
「モネ 睡蓮のとき」
今回モネの特別展が開催されているのは、東京上野にある国立西洋美術館。
上野と言えば動物園や科学博物館には何度か足を運んだことがあるのですが、西洋美術館はこれまで縁がなく初めての訪問です。
会期は2024年10月5日から2025年2月11日まで。
この日は10月の三連休の中日とあって、開館前の9時過ぎには現地に到着したのですがそれでも相当な長い列ができていました。
並んでから入場まで30分まではかかりませんでしたが、それでも相当な時間。
さらに私の後ろにも大行列ができるほどの大盛況です。
事前のチケット購入をしていなかった私はさらにここからチケット購入の列に並び、大きなキャリーをインフォメーションで預けるというタイムロスもありました(荷物については後述)。
モネの作品が一堂に会するめったにない機会
そんな入場前から大行列の展覧会ですが、会場内も大混雑でした。
写真スポットもいくつか。
ここは会場に入る直前、向かって左側で音声ガイドの貸し出しをしています。
今回の音声ガイドは石田ゆり子さんとのこと。
興味はあったのですがこちらも行列だったので見送って会場内に入ります。
混雑した会場内ですが、絵画はしっかり立ち止まって鑑賞することができました。
今回の見どころは、マンハッタン・モネ美術館から来日した日本初公開7点を含むおよそ50点もの絵画に加え、日本国内で所蔵されている名画を加えた圧巻のラインナップ。
そしてモネが晩年に取り組んだモチーフ「睡蓮」の作品が20点以上展示されていることです。
モネと言えば睡蓮、といっても過言ではないくらい有名ですが様々な絵画を楽しめました。
展示会場の一部は写真撮影が可能になっています。
これらの写真は私が撮影してきたもの。
画像補正等はあえてかけずそのまま掲載しています。
何時間いても眺めていられるほど豊富なコレクション。
過去に何度かモネの展覧会を鑑賞していますが、これだけの数が一度に観られるのはなかなかないチャンスだと思います。
グッズも充実
特別展覧会があると楽しみの一つでもあるグッズ。
モネのグッズは心が弾みます。
こちらも入場には待機列があり、私は午前中の比較的早い時間帯だったのでそれほどではありませんでしたが、午後になって行列がだいぶ伸びているのを見ました。
購入品の一部。
現在日テレショップで一部グッズがオンライン購入できるようになっています。
ただ、私が購入した絵葉書や缶に入ったクッキーなどは対象外。
実際に現地でないと手に入らない商品もたくさんあります。
今回は展示作品数も多かったので図録も記念に購入しました。
観覧の際の注意点
今回、開幕直後の三連休、しかも中日に観に行ったので混雑ぶりはすごかったです。
私なりに今後観に行く場合の注意点をいくつかまとめてみます。
- 午前中に鑑賞するなら開場30分前には並びたい。
私が到着した9時20分頃、かなり行列の前に並んでいた人たちが「30分前についていてよかった」と話していました。
休日は10分違うだけでだいぶ列が伸びます。 - チケットは事前準備しておく。
前売りを買わなかったので当日券でいいかな、と油断していました。
美術館敷地内に入るとチケットを持っている人はそのまま進めますが、チケットを購入する列は別のところに案内されます。
スムーズな入場には事前購入がベストだと思いました。 - 大きな手荷物は持ったまま入場待機列に並べる。
私はホテルをチェックアウトした後だったのでキャリーバッグを持って移動していました。
係りの方に聞いたところ、キャリーバッグはインフォメーションで、手荷物はロッカーを使用できるとのことだったのでそのまま待機列へ並びました。
入場の直前にスタッフの方から声を掛けられますので、指示に従って荷物を預ければ元の場所に戻れます。 - グッズショップへの入場も待ち時間あり。
グッズショップへの入場待機は美術館の外になります。
雨や日差しを避けるスペースはないので、日傘などを持って行ってもいいかもしれません。
時間帯によっては相当な待ち時間がありそうです。 - 午後少し遅めの時間帯は入場の列がなくなっていたのでおススメかも。
午前中モネと常設展を楽しみ、昼過ぎに上野公園を一回りしてから美術館付近を見たところ、入場の待機がだいぶ少なくなっているように見えました。
午前の早いうちが一番混みあうのかもしれないので、様子を見てから行くのもおススメかもしれません。
いかがでしたか?
さすがに人気のある画家、モネの近年最大級の展覧会です。
モネが好きな人も、そうでもない人にもぜひ一度観てほしいと思います。
同時期に開催されている展覧会の一つ、「カナレットとヴェネツィアの輝き」は新宿のSOMPO美術館で開催中です。