これだけ気をつけて準備すれば大丈夫!大学入試の持ち物や当日の注意点

子育て

最後となる大学入試センター試験が先日終わりました。
我が家の長男は、ちょうど今回高校3年生で、最後のセンター試験を受ける学年でした。
来年度からは大学入試のあり方が変わりますが、今回長男が受験をして注意したいところや持ち物などチェックしたい項目がいくつかあったのでまとめてみました。

入試前日までに行うこと

入試前日までに準備しておきたいことはいくつかあります。

証明写真の準備

受験票に添付する証明写真は、受験日からおよそ3か月以内に撮影されたもの、と指定されています。
最近は自宅でスマートフォンを使って撮影する人も多くなっていますが、背景色や大きさなどに気をつけて撮影しましょう。
背景は青、白、グレーなどで、家具などが写りこまないことが大切です。
サイズは4センチ×3センチ
撮影用のアプリなどもあるので調べて使ってみるのがよいでしょう。
最近ではインターネット出願が多くなっており、写真も現像したものではなくデータ添付で指定されている学校も多く見られます。
スピード証明写真機で撮影する場合には、データでの持ち帰りができるところを選ぶとよいでしょう。
また、写真スタジオで撮影する場合も、焼き増しができるかどうか、データでの持ち帰りなどの確認をしましょう。

受験票の準備

受験票は手元に届いていますか?
大学入試センター試験の時には、届いた受験票に証明写真を添付し、自署で署名をする欄がありました。
こちらは事前に必ずチェックし、記入漏れがないようにしておきましょう。

大学によっては、インターネット出願の際、受験票もメールの添付ファイルで届くところがあります。
この場合は自分で受験票を印刷して持参することになります。
出願したはずなのに受験票が届かない場合は、速やかに連絡して確認しましょう。

体調を整える

入試当日に万全の態勢で臨むために、体調はきちんと整えておきましょう
受験会場までの距離にもよりますが、開始時間までに到着するために早起きをしなければならないケースもあると思います。
入試1週間前には、当日と同じ時間に起床し、試験時間にスッキリ目覚めているように心がけるのも大切です。
また、入試の季節はインフルエンザなどの感染症が流行するシーズンでもあります。
マスクや手洗いなどで予防するとともに、食事などにも気を配り、感染しないように気をつけましょう。
我が家では効き目があるかどうかはわかりませんが、毎日インフルエンザ予防にいい、と言われる乳酸菌ドリンクを摂取しています。
寝不足にも注意したいので、早寝早起きで夜更かしをしないようにします。

持ち物の準備

入試当日に忘れずに持ちたい持ち物は以下の通りです。

受験票

いうまでもありませんが、受験票は絶対に忘れずに行きましょう。
これがないと受験ができません。
万が一のため、受験票はコピーを取り、自宅に控えを取っておきましょう
何かあったときに番号がわかるようにしておきます。

鉛筆

HBまたはH、Fの鉛筆を5本ほど用意します。
マークシートの場合は必ず鉛筆が必要になるので、和歌や格言などが書かれていないシンプルなものを用意します。

消しゴム

予備も含めて2個から3個くらいあると安心です。

シャープペンシル

黒芯のシャープペンシルは、マークシート形式の場合ではメモ書きに使えます。

鉛筆削り器

手動のものを用意します。
削りかすが飛び散らないものがよいでしょう。
2枚刃などで時間をかけずに削れる携帯用のものがあると、試験時間中に余計なタイムロスをしなくてよいです。
300円程度で購入することができます。

時計

アナログのものが見やすくて便利。
余計な機能がついているとだめなので、シンプルなものを用意しましょう。

ポケットティッシュ

会場で使用する場合は、ケースや袋から取り出しておいておく必要があります。

使い捨てカイロ

試験会場は広く、暖房の効きがよくないところもあります。
使い捨てカイロを持っていると便利です。
あらかじめ貼るタイプのものを貼っていってもよいでしょう。

軽食

試験時間が長い場合、昼食までの休憩時間にちょっと食べられる軽食があると便利。
糖分を補いたいので、受験の定番キットカットや、小さなキャラメルなどが向いています。
ゼリー飲料なども手軽に食べられます。

昼食と飲み物

緊張して昼食がなかなか入らないタイプの子供には、小さなおにぎりなどが食べやすいです。
また、サンドイッチなども手軽に食べられます。

我が家の長男はあまり緊張しないタイプなので、いつも通りの大盛り弁当を持たせました。
飲み物は水筒に温かいものを、合間に少し飲めるように常温のジュースを1本持たせましたが、温かい飲み物のほうが飲みやすくてよかったそうです。

電車を利用する場合

特にセンター試験のように大人数が同じ会場を利用する場合、最寄り駅は朝も帰りも大変混雑します。
Suicaなどの交通系マネーを多めにチャージしておき、切符売り場や乗り越し精算の列に並ばなくていいようにしておくとスムーズです。
地方では電車の本数が少なく、会場に着くまでのルートが限られているケースも多いです。
万が一を考えて、少し早めの電車に乗ったりすることも考えましょう。
我が家の長男は、電車に乗ると腹痛が起きることがあり、普段の通学時から途中下車することもしばしばあります。
こういった事態に備え、1本早い電車に乗車して会場に向かいました。

時期的に降雪や風の影響で電車が遅れたり運休するケースも考えられます。
JRなら「どこトレ」などのサイトを利用し、運行状況をチェックするのも忘れずに。

車での送迎をするときは

基本的には、試験会場には公共交通機関を利用するのが原則です。
電車やバスなどの運行状況によって遅刻した場合は「遅延証明書」が発行されるので、それがあれば試験会場で対応してもらうことができます。
自家用車での送迎の場合、交通渋滞などに巻き込まれて遅刻してしまうと、この対応ができません。
よほどの事情がなければ、自家用車での送迎は避けましょう
どうしても車で送迎する場合には、時間に余裕を持ち、早めの行動をおすすめします。

当日の心構えとして家族ができること

受験生は入試という大きなイベントに向けて大変な緊張をしています。
家族も一緒に緊張しますし、いろいろ口を出したいこともあると思いますが、本人にプレッシャーを与えないよう、極力普段通りを心がけるのがよいのではないでしょうか?
心くばりは忘れませんが、いつもと同じように生活し、いつもと同じように送り出してあげるのも大切だと思います。

いかがでしたか?
これからまだまだ受験の本番、という学生が大半だと思います。
受験生と一緒に家族も協力して、よい結果が残せるとよいですね。