毎日のお弁当に果物などのデザートを入れてあげると子どもたちは喜びますよね。
インスタなどで見かけるお弁当には、おかずと一緒に果物を入れている写真も数多く見かけます。
夏になると食材が傷みやすくなるのですが、果物ってどうやって持ち運んだらよいのでしょうか?
傷みやすい食材ってどんなもの?
暖かくなってくるとお弁当の食材が痛みやすくなるのが気になります。
基本的には水分が多い食材には雑菌が繁殖しやすくなります。
生野菜やトマトのヘタなどは夏場にお弁当に入れないほうがよい、というのはよく聞きますよね。
同じように果物も水分が多いもののほうが傷みやすくなります。
例えば、いちご、スイカ、オレンジ(カットしたもの)などです。
こういった果物は、なるべく夏場には持ち歩かないのが無難です。
オレンジやみかんなども、そのまま持ち歩けば傷まないのですが、カットフルーツにしてしまうと水分が出てしまいます。
果物の持ち運びかた
水分が多くなると食材に雑菌がつきやすくなるので、なるべく丸ごと持ち運ぶのがよいですね。
例えばみかんなら、カットしてしまわず、皮付きのまま丸ごと持ち運びます。
バナナもカットしてしまうと色が黒ずんでしまうので、持ち運ぶなら丸ごとで。
オレンジやグレープフルーツなどは酸味があるため、傷みにくい、と言われていますが、やはり水分が出てしまうと雑菌は繁殖しやすくなります。
清潔なまな板をつかい、キレイな手で果物をカットするようにしましょう。
また、夏場はおかずなどと一緒に詰めず、果物だけ別の容器に入れて持ち歩きましょう。
保冷剤を使って温度を保つのも大切なポイントです。
凍った果物は持ち歩ける?
保冷剤のかわりに凍った小さなゼリーをお弁当に入れたりすることがありますよね。
これと同じように、果物も凍らせることで持ち運ぶことができます。
ただし、解凍する時に水分があまり出ない果物が向いています。
例えば皮付きのままのぶどう、パイナップル、メロンなどは比較的ドリップが出にくい食材です。
保冷剤がわりとはいえ、解凍する時に多少は水分が出てしまうので、おかずとは別の容器に入れて持ち運ぶのをお忘れなく。
いかがでしたか?
果物は栄養が高い食材です。
また、食後の甘いものは楽しみでもありますよね。
安全に美味しく食べられるように気をつけて持ち運びましょう。
お弁当を持ち歩く際の保冷剤の使い方についてはこちらの記事も参考にどうぞ。