冷凍作り置きのすすめ・下味つきなどで使いやすく!野菜編

料理

忙しい毎日のなかで、夕食の準備をするのは大変ですよね。
私も昨年から勤務形態が変わり、短時間パートからほぼフル勤務へ、同居している義母も仕事を抱えているので、夕食の支度が大変になってきました。
さらに中学生がいる我が家では、塾の時間までに夕飯を食べさせたりする必要もあり、手早く調理するのが課題でした。
そこで我が家が取り入れているのが「冷凍作り置き」です。
今回は野菜の冷凍保存について我が家の方法をご紹介します。

野菜の冷凍保存

野菜は思った以上に冷凍で保存できるものが多いです。
むしろ冷凍にすることで旨味がアップするものも。
生のまま冷凍するものと、軽く下ごしらえしてから冷凍するものに分けます。

葉物野菜は下茹でをしてから

ほうれん草などの葉物野菜基本的に下茹でをしたものを冷凍で保存します。
少し固めに茹でたものをしっかり水を切り、食べやすい大きさに切ってからラップなどで包み、冷凍用のジッパー袋に入れます。

小松菜やチンゲン菜などは下茹でしなくてもそのまま調理に使えるので、きれいに洗って食べやすい大きさに切り、水分をしっかり拭いてからジッパー袋に入れて冷凍します。

ブロッコリーやカリフラワーも下茹でしてから

ブロッコリーやカリフラワーも固めに下茹でをします。

使いやすいように小房に分けてジッパー袋に入れます。
水分はしっかりとふき取ってから冷凍しましょう。

根菜は使いやすい大きさにして

ごぼうは使いやすい大きさに切ってから冷凍します。
薄切りのもの、煮物用に大きく切ったものなど、献立に合わせて用意します。
かぼちゃも使いやすい大きさに切ってから冷凍すると便利。
煮物用の角切り以外にも、薄切りなどにしておくと使いやすくなります。
レンコンは酢水にさらし一口大にカットしてから冷凍すると、特有のシャキシャキ食感が残り、色もきれいなまま保存することができます。
どれも袋に入れる前にしっかりと水分を取りましょう

きのこは積極的に冷凍に

シイタケやえのきだけ、しめじなどのきのこ類は積極的に冷凍したいもの。
多くのきのこは凍らせるとうまみ成分のグアニル酸が約3倍に増えると言われています。
つまり、冷凍したほうが旨味が増すのです。

きのこはそれぞれ、使いやすい大きさに切って冷凍しましょう。
いろいろな種類のきのこを混ぜた「きのこミックス」も便利に使えます。
大きさをそろえておくと加熱した時に加熱ムラが起きません。

トマトは丸のまま

トマトは食べきれなかった分を冷凍しています。
大玉も、ミニトマトも丸のまま袋に入れて冷凍しておくと、使うときに皮を簡単にむくことができます。
トマトソース用、スープなどの具として使います。

薬味野菜は使いやすい状態にしてから

薬味に便利な小ねぎは小口切りにしてから冷凍するとすぐに薬味として使うことができるので便利です。
水分をよく拭いてからジッパー袋に入れます。
冷凍庫にいれてしばらくしたら、手で一度ほぐしておくとバラ冷凍できます。
ショウガやにんにくも冷凍できます。
ショウガは使いやすいように切り分けるか、すりおろすなどしてラップに包んでから冷凍します。
にんにくは1かけずつ、薄皮がついたままジッパー袋に入れて冷凍すると、薄皮がむきやすくなります。

野菜はこれ以外にも複数を使いやすい大きさに切りそろえて野菜ミックスなどを作っておくと便利です。

保存袋にも一工夫をする

さまざまな野菜の冷凍保存について紹介してきましたが、最後にその保存袋について触れてみたいと思います。
冷凍保存用の袋には、ジッパータイプのものや、ビニール袋などいろいろなタイプがあります。
その中でも野菜の冷凍なら一押ししておきたいのが「アイラップ」です。
このアイラップ、60枚入りで150円前後で販売されています。
おススメのポイントはただ一つ。
アイラップに切った野菜を入れてそのまま冷凍してもバラ冷凍になるのです。
小松菜やほうれん草、小口切りにしたネギなど、少しだけ使いたいという時にひと塊になって冷凍されていると使いづらいですよね。
それを解決してくれるのがアイラップなのです。
しかも電子レンジ調理や湯煎調理にも使えるので、冷凍したものをそのまま袋で調理することもできる優れもの。
ぜひ一度は試してみてもらいたいおススメ保存袋です。

いかがでしたか?
冷凍での保存はひと手間をかけておくと使うときにぐっと楽になります。
ぜひ試してみてくださいね。