春になって暖かくなると一気に花粉のシーズンがやってきます。
せっかく外はいいお天気なのに、洗濯ものを外に干すと花粉がついてしまってアレルギーが悪化してしまう…なんてことになったら大変です。
花粉のシーズンに外に干す方法や注意点、取り込み方などをまとめました。
外に干す時間帯は?
天気が良く温かくなってくると花粉症の症状がひどくなりませんか?
花粉は気温が上がれば上がるほど多く飛びます。
また、一日の中でも花粉のピーク時間があり、太陽が上まで昇り切ったお昼ごろから花粉が最も飛ぶのです。
こんな時間にめがけて洗濯ものを外に干すと完全に花粉が洋服に付着してしまいます。
最近では花粉だけではなく、PM2.5や黄砂やも飛んできます。
アレルギーがある人はなるべく早朝から午前中を狙って洗濯ものを干すのがベスト。
さらに花粉予防の専用ビニールなども販売されているので、こういったものをかけて干すと安心です。
午後になると花粉がピークを迎えます。
午前中だけでは完全に乾いていないこともあるかもしれませんが、できるだけ早めに取り込むほうがよいですね。
洗濯時に気をつけたいこと
洗濯ものを洗うときにも気をつけたいことがあります。
洗う前の洗濯ものにはたくさんの花粉がついていることがあります。
これをそのまま洗濯機に入れてしまうと取れにくくなってしまうので、できるだけ花粉を落としてから洗濯をしましょう。
バサバサと振り払うようにするのがコツ。
また、洗濯機にあまり洗濯ものを詰め込みすぎると洗い残しが出ることがあります。
きれいに落としたいときには洗濯ものの量を8割程度にするとよいでしょう。
最近の柔軟剤には、静電気防止効果があるものが販売されています。
静電気を抑えることで、花粉の付着を防ぐことができるので、こういったものを使ってみると効果があります。
好みのものを使ってみるとよいかもしれませんね。
取り込むときの注意
洗濯ものを取り込むときにも、ちょっとしたコツがいくつかあります。
花粉を振り落とす
洗濯ものを1枚ずつバサバサと振り払うようにして花粉を落としましょう。
うっかり洗濯ものをたたきたくなりますが、たたくことによって繊維の中に花粉が入り込んでしまい、かえって取りづらくなってしまうので絶対にやめましょう。
1枚ずつ振り払うのは大変かもしれませんが、この手間をかけるだけで洋服などについた花粉を半減できるので必ずやってみてくださいね。
花粉対策グッズの使用
花粉対策グッズとして、専用のブラシや粘着テープなどがたくさん販売されています。
こういったものを上手に利用して花粉を落とすのもよいですね。
外干しをやめたほうがよい場合はどんな時?
いくら気をつけて外干しをしても、花粉が多い日には洗濯ものについてしまう量が増えてしまいます。
以下のようなときには外干しせず、部屋干しにしたほうがよいでしょう。
最近は天気予報などで花粉の飛散量を予想しているので、チェックしてみるとよいですね。
花粉が多い時期の外干しポイント
最後にもう一度、花粉が多い時期に外干しする際のポイントをまとめます。
・洗濯ものは8割程度で回す
・静電気防止の柔軟剤を使う
・外干しは午前中だけ
・専用のビニールなど花粉対策グッズを使う
・取り込むときには付着した花粉を振り落とす
さらにもう一点、自分が花粉症で困っているときには、洗濯の際にゴーグルやマスクなどを忘れずに!
洗濯ものから払った花粉が目や鼻に入ると大変です。
これらの点に十分注意をして外干しをしましょう。
部屋干しの際のポイントはこちらの記事も参考にどうぞ。