一時期に比べるとウエットティッシュなどの除菌製品は店頭に並ぶようになってきました。
しかしまだ入手しづらい状況が続いていますよね。
そんな中、汗拭きシートにアルコールが配合されて「除菌」と書かれているものを見つけました。
こういった商品はウエットティッシュの代わりに使うことができるのでしょうか?
ウエットティッシュと汗拭きシートの違いとは?
ウエットティッシュと汗拭きシートは、大きく分類すると「ウエットワイパー」として分類されるそうです。
その中でも、対人専用と対人・対物用に分類され、汗拭きシートは対人専用品になります。
用途などをまとめてみると以下のようになります。
ウエットティッシュ
・人や物にも使える
・様々な用途に使える(例えば物のふき取りや除菌用、おしりふき、メイク落とし用など)
・それぞれの用途によって成分に違いがある
汗拭きシート
・人の汗を拭きとる専用に作られている
・香料が入っていたり、メントール成分が入っていることが多い
・化粧品に分類される
・物に対して使うものではない
汗拭きシートはウエットティッシュの代わりになる?
では、アルコールなどが配合されている汗拭きシートはウエットティッシュの代わりになるのでしょうか?
先ほどの分類を見てみると、汗拭きシートは人の汗を拭きとる専用に作られていることがわかります。
アルコール以外にも香料やメントール成分が入っていることから、除菌などを目的に物を拭いた場合、余計な成分が付着することが考えられます。
除菌はできたとしても、余計な成分をもう一度ふき取る必要があるのです。
このようなことから、汗拭きシートを物のふき取りに使うのはあまりおススメできません。
汗拭きシートは本来の目的通り、体をさっぱりさせるために使うのが正解ですね。
除菌をするなら除菌用のシートを
物の除菌をする目的で使うのなら、「除菌シート」を使うのがおススメ。
除菌用ウエットティッシュや、掃除用シートと呼ばれるものです。
ただし、なかなか入手しづらい状態は続いています。
代用品として、キッチンペーパーに消毒用アルコールを含ませたものや、中性洗剤を使った除菌シートなどを手作りする方法もあります。
除菌や消毒などはまだまだ必要になりそうです。
上手に代用品を作っていきましょう。