普段から仕事ではPCを使った作業が多く、肩こりを感じやすい私。
最近めっきり肩こりがひどく、ひどいときには軽く頭痛を感じるようになりました。
クリニックや整骨院などに行けば解決できるのもわかってはいますが、原因を知ることでセルフケアができるのではないかと考えて調べてみました。
肩こりってなぜ感じるの?
肩こりは首のすじ、付け根から、肩や背中にかけて張ったり痛いと感じ、時には頭痛や吐き気を伴うことがある症状です。
肩こりに関係する筋肉はいろいろあるそうですが、特に首の後ろから肩、背中にかけて張っている「僧帽筋」という幅の広い筋肉がその中心になるのだそうです。
この僧帽筋は、首や背中が緊張するような姿勢での作業を長く続けたり、猫背や前かがみといった姿勢の悪さ、運動不足や精神的ストレスなどがあると「肩こり」という症状が現れるのです。
PCでの作業が負担に?
私が職場や自宅でPCを使った作業をするときは、マウスやトラックボールを使用することが多いです。
特に職場では事務用のデスクではなく、PCラックの狭い場所にトラックボールを置いて作業をしています。
常に肘を上げた状態で長時間トラックボールとキーボードを操作すると、どうしても利き手の右側に負担がかかります。
これは数年前までの職場PCの作業環境です。
この狭い空間でマウスを操作していたことによって長年ひどい肩こりに悩まされていました。
現在はマウスをやめてトラックボールにしていますが、作業しているスペースは変わりません。
私の主な肩こりの原因はこの作業環境にあるのですが、物理的なスペースについてはどうしても改善ができない状態です。
PC作業をするときに気を付けること
トラックボールの位置や作業スペースはどうしても変えることができない私のワークスペースですが、その中でも工夫していることがいくつかあります。
まず、トラックボールを使うときには背筋を伸ばして、なるべく体に近い位置で操作ができるようにしています。
また、椅子にはひじ掛けがないので、なるべく肩に負担がかからず、最適な姿勢が保てるように椅子の高さは調節しています。
この2点を気を付けるだけでも随分と症状が改善されました。
肩こりで絶対にしてはいけないことは?
肩こりの症状を感じると、ついうっかりしてしまいがちなことの中に、実は絶対にしてはいけないことがあるそうです。
それは、凝っているところを叩いたり揉んだりすることなのだそう。
自分で揉みほぐすとその時は気持ちがいいのでついやりがちなのですが、これは筋肉がほぐれることもないうえに体が歪んでしまう原因にもなるのだそうです。
また、長時間同じ姿勢でいるのもよくないので、できれば30分に1回くらいは肩を回したり姿勢を伸ばしたりして体を動かすのがいいそうです。
精神的なストレスも肩こりにはよくないので、バランスの取れた食事をとってしっかり睡眠時間を確保してリラックスさせるのも効果的なのだとか。
セルフケアでできることは?
叩いたり揉んだりすることは効果がないばかりか負担になることもあるのですが、ストレッチやマッサージをすることで肩こりを改善することはできるようです。
押して痛かったり張っている部分を指圧したり、硬式のテニスボールを床に置いて肩甲骨をマッサージしたりするのは症状の改善の手助けになります。
またウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動をすることで、汗をかいて全身の筋肉をほぐすことができるそうです。
ただ、このようなセルフケアをしてもあまり症状が改善されないようなら、クリニックや整骨院などの受診も視野に入れるのがよいかもしれません。
いかがでしたか?
私は週に数回のウォーキングでだいぶ肩こりを感じなくなっています。
できることを取り入れて改善できるといいですね。
もうすぐ春ですがまだ冷えには悩まされています。
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