梅雨のシーズンですがまとまった雨も降らず、お出かけ日和が続いています。
テレビで紹介されていただなんてちっとも知らなかったのですが、6月22日放送の「バナナマンのせっかくグルメ!!」で日村さんが訪れていた安曇野の大王わさび農場に行ってきました。
うわさの食べ物も食べてきましたので紹介します。
大王わさび農場はこんなところ
長野県安曇野市にある大王わさび農場は、その豊富な湧水を利用して本わさびを栽培しています。
観光わさび農場として、年間数十万人という来場者があるのだそう。
車なら長野自動車道の安曇野インターからおよそ10分、電車ではJR大糸線穂高駅かJR篠ノ井線明科駅を利用し、どちらもタクシーでの移動が便利です。
15ヘクタールという広大な敷地で年間約90トンの本わさびが収穫されているそうです。
また、黒澤明監督の映画「夢」で撮影に使われた3連水車を見ることもできます。
この水車がある川は蓼川と言って、すべて湧水なのだそう。
一日70トンという豊富な湧水がこの安曇野から犀川、千曲川、信濃川と名前を変え、日本海側まで流れていくそうです。
名物「本わさび飯」を食べる
私が訪れた7月初旬、盆地にある長野県内は35度に届きそうな猛暑でした。
あまりの暑さに散策もほどほどに、お目当てのお昼ご飯を食べに行きました。
場所は大王庵、昼を過ぎたばかりで大行列になっていて人気のほどがうかがえます。
店外のメニューには「バナナマンのせっかくグルメ」の張り紙が。
待つことおよそ50分。
お目当ての本わさび飯に、わさびづくしそば、わさび生ビールを注文しました。
左下にあるのが本わさび。
先端は辛みが強いので、なるべく根元まで全部すりおろしてから全体の辛みを調整して食べてくださいとのこと。
あつあつご飯にわさびの茎の甘酢漬けと薬味をのせ、しょうゆをかけたら出来上がりです。
お好みで本わさびを添えたらいただきます。
この本わさび、香りがよくて思ったよりは辛くありません。
油断してたっぷり乗せてご飯を食べたら鼻からツンと辛さが来て何度か涙目になりましたが。
そしてわさびの茎の甘酢漬けがほどよい辛みでご飯に合います。
別料金はかかりますが、ご飯のおかわりもできるそうです。
こちらはわさびづくしそば。
こちらもわさびの茎の甘酢漬けなどの薬味がたっぷり。
そばの香りもよく、さすが信州のおそばです。
そして気になっていたわさび生ビール。
香りがほんのりわさび、辛みはほとんど感じません。
暑い中、店の外で並んでいたのでのど越しよくあっという間に飲み干してしまいました。
仕上げのデザートにソフトクリーム
大王わさび農場にはこの大王庵以外にも洋風レストランやカフェ、フードコートがありました。
フードコートの食べ物もいろいろ気になったのですが今回は諦めてデザートにソフトクリームを。
わさびソフトクリームはせっかくなので本わさびを添えたプレミアムわさびソフトクリームを注文してみました。
わさびとソフトクリーム、この組み合わせは一見斬新なのですが、甘さの中にほんのりわさびの辛みが効いておいしい。
そして手前にたっぷり添えられた本わさびがアクセントになって面白い味でした。
いかがでしたか?
あまりの暑さに農場内の散策はほとんどできなかったので、涼しくなったらまた行ってみたいと思います。
今回は本わさび飯がお目当てでしたが、フードコートのコロッケやフランクフルト、洋風レストランの肉料理なども魅力的だったので何度も訪ねたい施設です。