使いかけの食品をまとめたり、バラバラなものを束ねたりするのによく使う輪ゴム。
束ねる、という本来の目的以外にも、実は便利に使えるんです。
今回は、そんな輪ゴムの意外な活用法を紹介したいと思います。
せっけんに輪ゴム
固形のせっけんに、輪ゴムを2本巻き付けてみましょう。
これだけで、強くこすらなくても、せっけんがしっかりと泡立つんです。
しかも、この泡はきめ細かく、ふわふわ。
泡はきめ細かく泡立てるほど、汚れ落ちがよくなります。
この裏技で、せっけんと水の両方の節約にもなりますよ。
端のわからなくなったラップに輪ゴム
ラップを使おうと思ったら、うっかり切り端がわからなくなった、なんてことありますよね。
手で探ってもなかなか見つからないラップの端は、輪ゴムを使うと簡単に見つけることができます。
輪ゴム1本を両手の手のひらに巻き付けます。
その状態でラップを握ったら、雑巾を絞る要領で左右に2~3回ねじってみましょう。
輪ゴムの摩擦力で端がペロッとはがれてきます。
卵を転がさない
調理する前に卵を調理台の上に出したら、コロコロと転がってしまって割れてしまった経験はありませんか?
こんなときにも輪ゴムが役立ちます。
調理台に輪ゴムをおいて、その中に卵を置くだけ。
これで転がるのを防止することができます。
場所も取らないので、簡単にできる裏技です。
ハンガーのズレ落ち防止
ハンガーに掛けた洗濯物がずり落ちてしまうと、せっかくきれいに洗った洗濯物が台無しに。
そんなときには、ハンガーの両端に輪ゴムをくくりつけてみましょう。
輪ゴムが滑り止めになり、洗濯物のずり落ちに効果があります。
きつくて開かないフタ開けに
ジャムの瓶や調味料の瓶がきつく閉まって開かない。
そんなときにも輪ゴムが活躍します。
フタの周りにぐるっと輪ゴムを巻き、さらに瓶の中ほどにも輪ゴムを巻きます。
この輪ゴムを巻いた部分を両手で持ってひねれば、輪ゴムが滑り止めになり、スッと開けることができます。
隙間の掃除に
引き戸のレールや窓のレールなどに溜まったホコリ。
なかなか取れにくくて大変ですよね。
ここに輪ゴムが大活躍。
割り箸などにティッシュペーパーと一緒に輪ゴムをぐるぐると巻き付けます。
これでさっと拭えばホコリが取れちゃうんです。
また、ふすまやレール式の引き戸の角にたまってしまったホコリを取るには、輪ゴムを敷居に2~3本くらい置いて、何回か開け閉めをしてみましょう。
輪ゴムにホコリが絡まって簡単に取ることができます。
輪ゴムの保管方法
便利な輪ゴムですが、たくさんの輪ゴムをまとめて置いておくといつの間にかくっついてしまい、使いづらくなりますよね。
そんなときには片栗粉をひとつまみまぶしておきましょう。
ゴム同士がくっつかず、使いたいときにもすぐに取り出すことができます。
夏場には特にくっつきやすくなりますが、片栗粉のおかげでサラサラのまま使うことができますよ。
いかがでしたか?
意外なところに活用できる輪ゴム。
ぜひ使ってみてくださいね。