春、新生活の季節です。
3人兄弟の我が家の三男はこの春から大学生になりました。
ようやくゆっくりと今までのことを振り返る余裕ができたので、三男の大学受験についてまとめてみたいと思います。
タイトルは「私立併願なし!?で挑んだ我が家の大学受験体験記」としましたが、その名の通り私立大学の併願を結果的に押さえることなく挑んだ受験でした。
今回は前期日程の合否とその後について振り返ります。
前期日程の合格発表
令和6年度の国公立大学入試、前期日程の合格発表は3月8日でした。
最近の合格発表はほぼネット上で行われており、私立大学の受験では専用サイトから自分の合否だけが表示されるようになっていましたが、国公立大学の発表は合格した人の受験番号がすべて表示される形式でした。
さてその結果ですが、前回本人が「手ごたえがない」と感じたこと、志願倍率が7倍を超えていたことなど、いろいろありまして残念ながら不合格でした。
ある程度覚悟はしていたものの、ここまで3校受験してすべて不合格だったのは本人はもちろんですが周りの家族もだいぶダメージがありました。
そして後期日程を受験することになるわけですが、実はここからが大変でした。
後期日程の受験から合格発表まで
後期日程で受験するのは地元の国公立大学で、自宅から電車なら1時間半、車で送迎すれば1時間弱の距離にあります。
後期日程の試験は面接のみ、しかも何人受験して何時に終わるのかまったくわからない状態だったので、時間に間に合うよう私が車で送迎して帰りも迎えに行きました。
試験が3月12日、発表は3月22日、入学手続きの締め切りは3月27日と、発表から手続きまでがかなり過密なスケジュールです。
そして入試のほうはというと、塾での合格判定の通り無事に合格をもらい、晴れて大学入学となりました。
ただ、本当にギリギリのスケジュールで、入学の手続きと並行して大学生協の手続きや大学で必要なパソコンやiPadなどの手配などをこなすのは本当に本当に大変でした。
さらに我が家は日本学生支援機構の奨学金も予定採用を取っていたので、この手続きがすべて終わったのはつい先日のことです。
そしてしばらくの間は自宅から通学することにしたので、あわただしい準備もいったん終了。
これがもし自宅外通学だったらどうなっていたんだろう、と想像すると少しゾッとした春でした。
いろいろあって、春から無事に大学生になった三男。
地元の大学というのもあり、高校時代の仲間もたくさんいて大学生活を楽しんでいます。
今回、三男は後期日程でなんとか合格できたものの、この発表が出るまでは心配でなりませんでした。
自己採点が間違っていたんじゃないか、など余計な心配もしたものです。
(あとで採点結果が届き、本人の申告通りの点数がとれていたことがわかったのですが笑)
我が家の経済的な事情で結果的には私立大学の滑り止めを取らずに受験をしたわけですが、本当ならしかるべき併願を準備したほうがよかったのかなという後悔がないわけではありません。
ただただ、結果オーライでよかったという安堵の気持ちでいっぱいです。
長くなりましたが、今回で三男の大学受験体験記は終了となります。
みなさんの参考になれば幸いです。