よく、「男の子って女子より育てにくい」って聞いたことがありませんか？
我が家では高校生から中学生まで、３人の男の子の子育てをしていますが、最初に長男が生まれたときにこの言葉にドキドキしていました。
本当に男の子って女の子より育てにくいのでしょうか？
男の子のほうが病弱ともいいますよね。
我が家の場合をまとめてみました。
男の子は病弱？
我が家では男の子ばかり3人兄弟を育てています。
長男は2160グラムという未熟児で生まれたのですが、特に出生時の異常はなく、一人目で大事に育てたせいもあったのかどうか、乳児の頃にはほとんど病気もなく育ちました。
赤ちゃんが最初にかかる病気と言われる突発性湿疹が最初の病気で、その後も特にこれといった大きな病気もなく育ちます。
幼稚園に通う頃には風邪をもらってきたり、水ぼうそうやおたふく風邪にかかったりすることはありましたが、本当にそのくらい。
男の子って体が弱いって聞いていたけれど、女の子たちと特に変わりもないよね？という感じでした。
本当に病弱だった次男
さて、それに比べて、長男が2歳のときに生まれた次男は、出生時には平均体重、なんの異常もなく生まれてきたのですが、そこからが大変でした。
まず、生後3ヶ月で細気管支炎にかかり入院。
これは明らかに長男がかかった風邪をもらってしまってこじらせたものでした。
その後も、1ヶ月に1回から2回は必ず熱を出し、小児科には月に4～5回は通いました。
そのほとんどは風邪からくる諸症状でしたが、一度熱を出すと3～4日は下がらず、月の半分くらい具合が悪い状態です。
２歳前にはこれに喘息が加わり、幸い入院するほどの発作を起こしたことはありませんでしたが、薬は常用。
さらに、熱性けいれんを２回起こしていたので、４歳ころまで熱が出るたびにけいれん止めを処方されていました。
アレルギーもあって、病弱のオンパレードという感じです。
三男はごく普通
一方さらに３歳年下の三男は、生まれたときには極小未熟児（1616グラム）で、保育器に2週間半、退院まで１か月ほどかかりました。
その割に、というのはなんですが、病気のかかり方は長男と変わらない感じ。
風邪が流行ればかかりますが、そのくらいでした。
我が家では出生時になんの問題もなく標準的に生まれてきた次男が一番病弱だったのです。
幼稚園から小学校にかけての次男
病弱で月２回は熱を出していた次男ですが、幼稚園に上がる頃になると、喘息の発作もほとんどなくなり、熱を出す回数もどんどん減っていきました。
喘息の薬は年中の終わりまで飲んでいましたが、やめてから今まで一度も発作は出ていません。
ハウスダストやダニのアレルギーがあるのは変わらないので、何かあればすぐにくしゃみや鼻水の症状が出ますが、こじらせるほどではありません。
むしろ、三兄弟の中のだれよりも熱を出さず、今は一番元気です。
アレルギーのせいか、皮膚だけは弱いのですがそれぐらいです。
小学校高学年から中学生にかけての長男
小さいときには病弱のイメージのかけらもなかった長男ですが、小学校の高学年くらいから調子を崩すことが多くなりました。
それは風邪などではなく、「ふわふわして気持ち悪い」「胸が痛い」「心臓がドキドキして具合が悪い」といった症状です。
ちょうど第二次性徴期にかかっていた長男、身長もぐんぐんと伸び続け、いろいろなバランスが崩れていたのかもしれません。
低血圧、安静時と起立時の血圧差が大きく、脈拍数も大きく差があったそうで、自律神経の乱れによる不調でした。
この症状が中学２年生くらいまで続き、学校を早退してきたり、保健室で寝てみたり、休みがちになったり、といろいろなことがありました。
男の子と女の子の違いって？
総じて男の子は「熱」や「痛み」に対して弱い印象です。
ちょっとでも熱を出すと、それが微熱であっても、体温を見た瞬間から病人になります。
それは私の子供たちだけでなく、旦那も同じ。
熱が上がったのを見て、ああ、もうだめだ、と思うらしいです。
女の人は、出産の痛みに耐えられるようにできているので、ちょっとした痛みや不調は我慢することができてしまうんですね。
主婦であれば、こんな熱では寝込んでいられない、なんて思いますよね。
確かに病弱なところもあるのかもしれませんが、こういった性差がその印象を強くしているように思います。
いかがでしたか？
現在の我が家ですが、不調な期間を抜けた長男、元気な次男、病気らしい病気をしない三男、と病弱ってなんだったかな？という感じです。
今、まさに風邪ばっかりひいて熱ばかりだして、というお子さんも、大きくなれば免疫がつくかもしれませんね。
我が家の子供たちが熱を出したときに異常行動を起こしてしまうことについてはこちらをご覧ください。
