夏になるとたくさんの種類の枝豆が売られています。
枝豆の旬は6月ころから9月ころまでと比較的長いのですが、最も流通量が多くなるのが7月から8月にかけてと言われています。
その枝豆をおいしく食べるためにはどんなことに気を付けたらよいのでしょうか?
今回は保存期間や上手な保存方法についてまとめてみました。
枝豆を保存する方法は3つ
枝豆を保存する方法は主に3つです。
・常温保存
・冷蔵保存
・冷凍保存
この中で、最も保存期間が短いのが常温保存です。
枝豆は鮮度がとても大切な野菜で、収穫してから時間がたつとどんどん枝豆本来の甘味などが失われていきます。
収穫したらすぐにゆでるのがおいしい、とも言われるほど。
なので、常温で保存するとどんどん鮮度が落ちてしまうのです。
すぐに茹でることができないなら、冷蔵保存か冷凍保存をすることをお勧めします。
常温保存ではどれくらい保存できる?
では常温ではどのくらいの期間保存ができるのでしょうか?
目安としては1日程度です。
1日以上経過した枝豆がすぐに悪くなるわけではありませんが、おいしさが失われてしまうのでお勧めはできません。
常温でしか保存できないときには、なるべく早めに茹でてしまいましょう。
特に夏場は気温が高くなり、鮮度があっという間に落ちてしまいます。
どうしても常温で長く置く場合には、湿らせた新聞紙にくるんでなるべく涼しいところに置きましょう。
冷蔵保存ではどれくらい保存できる?
冷蔵庫で枝豆を保存する場合には、野菜室に入れましょう。
濡れた新聞紙で包んでから、ジップロックなどの密閉袋に入れます。
この状態で野菜室に入れておくと、3日程度は日持ちします。
ただ、やはり鮮度は落ちていくので、長く置かずに食べてしまうのがよいでしょう。
枝付きの豆が手に入ったときには、枝ごと新聞紙でくるみ、できれば立てた状態で野菜室に入れると比較的鮮度を長く保つことができます。
すぐに食べないなら冷凍保存で
どうしてもすぐに食べられないときには、冷凍で保存するのが賢い方法です。
その場合は茹でてから冷凍するのではなく、生のままで保存するほうが風味が落ちにくくなります。
生のままの枝豆は、水洗いしてから水気をよく拭き取ります。
これを冷凍保存用の袋に入れ、中の空気をできるだけ出して密封します。
この状態で冷凍庫に入れましょう。
なるべく急速で冷凍したほうが鮮度が落ちにくくおいしさを保つことができます。
保存期間の目安はおよそ1か月。
茹でるときには、凍ったまま沸騰したお湯にいれましょう。
おいしい枝豆の茹で方
我が家での枝豆の茹で方を紹介します。
まず、大きな鍋にたくさんのお湯を沸騰させます。
その間に枝豆をきれいに洗っておきます。
洗った枝豆をボウルなどの入れ物にいれて、一掴みの塩を振ります。
この塩をよく枝豆にもみこみます。
枝豆のうぶ毛が取れるくらいが目安です。
これを沸騰したお湯に入れます。
茹で時間は枝豆によって違いがあるのですが、私はさやから小さな気泡が出始めるころを目安にしています。
枝豆がゆであがってくると、気泡とともに「プチプチ」とか「キュー」という音が聞こえてきます。
硬めが好きなら、このくらいで1つ取り出して豆の硬さを確認してみてください。
茹で加減が足りなければ、30秒程度置いてから再度硬さを確認します。
ちょうどよく茹で上がったら、ざるにあけて水を切ります。
すぐにざるの上に豆を平らに広げ、塩を振ります。
塩を混ぜながら、うちわなどで素早く仰ぎましょう。
たくさん茹でるときには、新聞紙の上に豆を広げて、扇風機で仰ぐこともあります。
枝豆は急激に冷やすことで甘味が出てくるので、粗熱がとれるまで冷ますのがコツです。
いかがでしたか?
夏には枝豆でビールもいいですよね。
おいしい枝豆を食べる参考にしてみてくださいね。
枝豆の薄皮の色についてはこちらの記事も参考にどうぞ。