家庭菜園で様々な野菜を作っている人も多くなりました。
今はプランターなどでも簡単に野菜を作ることができます。
夏に人気の枝豆も、プランター栽培ができる作物の一つです。
今回は枝豆を栽培するときの注意点をまとめました。
枝豆の栽培
枝豆は肥料があまりいらず、病気や害虫にも強い作物なので、家庭で栽培するのに適しています。
プランターでも気軽に栽培することができるので人気ですよね。
また、枝豆は収穫してすぐ茹でるとより美味しく食べられるので、家庭菜園で栽培したものを食べるとより美味しく感じることでしょう。
枝豆はご存知のとおり、大豆を若いうちに収穫して食べるものです。
最近は品種も増え、枝豆として食べるのに向いているものがたくさん出回っています。
種(豆)を植えて栽培することもできますが、ホームセンターなどでは苗の状態に育ったものが販売されているので、こういったものを使うとより簡単に栽培できます。
あまり手をかけなくても育つので、初心者でも安心して栽培することができるでしょう。
枝豆の実が膨らまない
栽培は比較的簡単な枝豆ですが、実際に栽培してみるとさやはついたのに実が膨らまない、といった失敗をよく聞きます。
この失敗にはいくつか原因があるので、次に栽培するときには失敗しないよう、失敗の原因をいくつかあげますのでチェックしてみましょう。
日当たりは大丈夫?
枝豆は日当たりが良く、水をよく含む保水性のある土を好みます。
栽培していた場所の日当たりは大丈夫でしたか?
日当たりが悪い場所で栽培すると、茎ばかりが伸びてしまい、花のつきが悪くなります。
日当たりの良い場所で栽培してみましょう。
肥料をあげすぎていませんか?
野菜を栽培するときには、肥料をあげる、というのが常識ではありますが、枝豆に関して言えば、あまり肥料は必要がありません。
むしろ、肥料をあげすぎてしまうと「ツルボケ」といって、葉っぱばかりが茂って花がつかなくなってしまいます。
また、肥料をあげすぎることによって、害虫が寄ってきてしまい、その影響で実が入らないこともあるのです。
元肥と呼ばれる、栽培前の土作りの時に入れる肥料以外は、ほとんど必要がありません。
可愛がり過ぎに注意しましょう。
水が不足していませんでしたか?
枝豆の花が開花する頃には、成長のために水がたくさん必要になります。
開花のころに水が不足すると、葉っぱが枯れて実があまりつかなくなってしまいます。
枝豆にはたっぷりと水をやりましょう。
プランター栽培の場合は特に水が不足しがちなので、毎朝たっぷりの水をあげてください。
表面だけ湿らせてもすぐに乾いてしまうので、土の中までしみるようにたっぷりとあげるのがコツです。
カメムシの被害
開花が終わり、さやができているのに実が大きくならないときには、カメムシなどの害虫の被害が考えられます。
カメムシは、さやを吸汁します。
これによって落果したり、実が大きくならないことがあるのです。
被害を防ぐためには、早いうちに防虫ネットをトンネルがけして虫が入らないようにすることが大切です。
また見かけたらすぐに駆除しましょう。
カメムシは触るとイヤなニオイが手に残ってしまいますので、ガムテープなどの粘着テープでくっつけて捕獲するとよいでしょう。
いかがでしたか?
夏のビールのおつまみに美味しい枝豆を、失敗なく栽培してみましょう!
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