洗い物が減るスグレモノ・キッチンばさみを使いこなそう

家事

料理の下ごしらえをするのに、ほんのちょっとしたことでもまな板や包丁を出すのって少し面倒ですよね。
そんなときに便利なのがキッチンばさみ。
野菜から肉や魚まで、万能に使えるキッチンばさみを使いこなしてみませんか。

キッチンばさみは優秀な調理道具

キッチンばさみは、その名前の通りキッチンで使うハサミです。
一般的なはさみに比べ、グリップは太く握りやすくできていて、食材を切ることもできるので切れ味もよいです。
また、切るだけでなく、他にも様々な機能がついていたり、分解して洗いやすくなっている商品などもあります。

食材を切る

食材の下ごしらえをするときには、必ずまな板と包丁がいる、と考えがちですよね。
でも実はちょっとした下ごしらえのときにはキッチンばさみがとても使い勝手がよいのです。
たとえば、私が一番使うのが「ネギ」を切るとき

青ネギなどを薬味としてちょっと使いたい。そんなときにはキッチンばさみが便利。
まな板を出さなくても、直接ネギを切ってしまえば簡単です。

糸こんにゃくの下ごしらえに

次に便利なのが「糸こんにゃくの下ごしらえ」
糸こんにゃくは水を切って洗うときにザルの中にあけますよね。
ここにはさみをチョキチョキと入れて、適度な長さに切り分けることができるんです。

ざるにあげた糸こんにゃくをまな板に乗せて、包丁で切るより断然ラクなんですよ。

肉を切る

少量使いたいお肉を切るときに、まな板を出すと始末が大変ですよね。
そんなときにもキッチンばさみが便利です。
肉の入ったトレーの上などで、一口大にはさみで切るだけ
洗い物はキッチンばさみだけなので簡単です。

カニをさばく

まるごと一杯のカニ。
これを食べるときにもキッチンばさみが優秀です。

足をチョキンと切って解体して、さらに殻にはさみを入れるとあっという間に食べられます。
カニスプーンも便利ですが、その前にはさみで切ってあげるときれいに食べられますよ。

キッチンばさみを使うメリットとは?

キッチンばさみを使うメリットとして、一番は「洗い物が減る」ことだと思います。
それによって時短もできますよね。
一人分だけのお昼ご飯の下ごしらえなら、肉も野菜もすべてキッチンばさみだけで済みます。

食材を切るだけじゃない?

キッチンばさみによっては、食材を切るだけじゃない機能がついたものもあります。
我が家で愛用しているキッチンばさみは、かれこれ20年愛用しています。

持ち手の中央のギザギザ部分で瓶の蓋を開けたり、くるみの殻を割ったりするという使い方もできます。
また、商品によっては栓抜き機能や、カレー粉の蓋などを開けるのに便利なオープナーがついているものもあります。

キッチンばさみのお手入れ

便利なキッチンばさみですが、お手入れだけは注意しましょう
特に肉や魚を切ったときには、洗剤をつけたスポンジで隅々まで洗うのが大切。
最近のキッチンばさみは、分解して洗えるものが出ています。
こういった商品を使うのもオススメです。
はさみの切れ味が悪くなったときには、アルミホイルを5枚くらい重ねて切ってみましょう
刃に小さな傷などがついたときに効果があるそうです。
はさみを研ぐ、ということも可能らしいですが、自分できれいに研ぐのは難しいようです。
どうしても切れ味が落ちてしまったときにはプロにお願いするのがよいようです。

今は100均などでも手軽に手に入れることができるようになった、キッチンばさみ。
とりあえず一度便利さを体験してみたいなら、100均のものを使ってみてはどうでしょうか?
形状も様々なものが販売されています。
ぜひ1本揃えて、体感してみてくださいね。