メガネの取り扱いかた♪意外と雑に扱っていませんか?コツあります!

暮らし

最近は子供のメガネ率が高くなっているような気がしますね。
だいたい、小学校3年生くらいから、
視力検査にひっかかる子供が多くなってくるようです。
かくいう、我が家の子供たちも、全員がメガネを着用です。
そんなメガネですが、意外に雑に扱っている人が多いようです。
メガネをきちんと扱うと、フレームやレンズを長持ちさせることが
できるんですよ。

メガネをつける時、外すとき

メガネって、片手でつけ外ししている人、いませんか?
よく、ドラマや映画なんかでも、
サングラスをカッコよく片手で外す、なんていうシーンを見かけます。
実はあれ、よくありません
片手でつけ外しをすると、メガネのフレームがゆがみます
フレームがゆがむと、見え方が変わったりします。
特に、遠近両用などのメガネをしていると、
目の焦点に合わせて調節してあるレンズの位置がずれてしまい
見えづらくなることがあるんですよ。
なんだか、見え方がしっくりこない、おかしいな、と思ったら
きっとフレームにゆがみが出ています。
これを防ぐためには、ちょっとしたことに気を付けるだけ。

両手でつけ外しをする。

これだけで全然違います。
左右の手でメガネのつる(テンプルと言います)をしっかり持ち
まっすぐそのままつけ外ししましょう。
これでゆがみを防ぐことができます。

メガネを片づける

さて、外したメガネをどうやって片づけていますか?
外した状態のまま、ポン、とテーブルに置く、なんて人もいるかも。
まずは一つ注意を
必ず、レンズ面を上にしてテーブルに置きましょう
時々、レンズを下にしておく人がいますが、
傷の原因になってしまいます。
そしてたたみ方です。
これも一応決まりがあって、左のテンプルを先にたたみます
右はあとから。
そうするときれいにたためるんです。


こういう状態です。
外国で作られたメガネ(特にヨーロッパ方面など)の中には、
逆のたたみ方をするものもあるようですが
一般的に日本で売られているメガネは、左を先、で間違いありません。
メガネ屋さんで売られているものをよく見てくださいね。
必ず写真のようなたたみ方になっていますよ。

メガネのお手入れ

メガネのレンズが汚れた時、うっかりその辺の布でごしごし
拭いたりしていませんか?
特に男の人なんかは、シャツの裾なんかで
拭いちゃう人も多いですよね。
実はあれ、レンズの傷の原因になるんです。
その傷の原因というのは、レンズに付着したホコリ
ホコリがついた状態でこすったら…
もうおわかりですね。傷だらけになりますよね。
そして、メガネを購入した時にもらったりするメガネ拭き
あれもいきなり乾拭きをするとダメなんです。
いくらメガネ拭きでも、レンズについたホコリごと拭いたら
やっぱり傷の原因に…
では、どうしたらいいのでしょう?
答えは

メガネを流水で軽く流してから拭く

なんですね。
流水でホコリを流した後、ティッシュやハンカチなどで
軽く押さえるようにして水気をふき取ります。
そのあと、メガネ拭きできれいに磨きましょう。
拭くほうのレンズのふちをしっかり持って拭くのがコツ。
水気を取るときに、決してゴシゴシしないでくださいね。
実はティッシュでゴシゴシ拭いたりすると
これも傷の原因になるんですよ。
ティッシュって、パルプからできています。
あれって、実は木なんですよね
木でこすったら…もちろん傷だらけになります。

うちでやっているのは、朝、顔を洗ったついでに、
そのままメガネも洗ってしまって、
顔を拭くタオルで水気を取ります。
そのあと、メガネ拭きできれいに拭くだけ。
一日1回、これくらいの手入れをすればキレイを保てますよ。

やってしまいがちなNG

普段ずっとメガネをしている人はいいのですが、
老眼鏡など、必要な時だけ掛け外しする人もいるでしょう。
そんなとき、無造作にポケットに入れたりするのはNG!
シャツなどの繊維にレンズがこすれてしまって傷になったり、
思わぬ衝撃でフレームを壊すことがあります。
同じようにメガネチェーンで首から下げる時
うっかりどこかにレンズ面がつかないように気を付けましょう。

メガネケースはできれば固い素材でできたものを選ぶとよいです。
特に持ち運びをする際、柔らかい素材でできたケースだと
荷物どうしがぶつかったときに、フレームを曲げてしまうことが。
柔らかい素材は、コンパクトに運べるのが良い点ですが
どんな持ち歩き方をするのかによっては避けたほうがよさそうです。

ほんのちょっとしたことですが、
大切なメガネを長く大事に使うために心にとめておいてくださいね。