子供にとって、勉強って決して楽しいものではないようで。
小学生の小さなうちは、ちゃんとやってくれた宿題も、
高学年になり、中学生、高校生にもなると
様々な誘惑に負けて、なかなか取り組んでくれませんよね。
我が家の3兄弟も、いろんな誘惑に負けて
勉強が後回しになることも…
そんな我が家の、誘惑とのお付き合いの方法を書いてみます。
家に帰ってきたらすぐすること
家に帰ったらまず、子供たちは何をしますか?
実は我が家、先に遊んじゃうことが多いんですよね。
これ、やっぱりよくないです。
楽しいことを先にする、っていうのは
あとのモチベーションがあがらないし、
重たい腰も全然あがりません。
まずは、すぐに取り掛かれる、簡単な勉強をしちゃいましょう。
小学生なら、宿題が一番やりやすいですね。
中学生、高校生なら、今日の復習がいいかもしれません。
おやつや、休憩はそのあとで。
宿題が終わってから、とルールを決めちゃいましょう。
ゲームとのおつきあい
それはもう、子供はゲームが好き、と相場が決まっています。
やり始めたら、やめられない中毒性は、
子供じゃなくてもわかりますよね。
上手に付き合うためには、やっぱりルール作りが大事だと思います。
その家それぞれのルールがあってよいと思いますが、
我が家では、おおよその時間を決めて、
その範囲でやらせることが多いです。
高校生の場合
高校生は、自分でルールを決めています。
やりたいゲームが、2ゲーム終わるまで。
それが本人の決め事です。
時間でいうと、おおよそ30分から45分くらいが目安。
それ以上になると、私からストップの声がかかることになっています。
中学生の場合
中学生は、時間で30分。
ただ、切れのよいところまでやる、と決めているので
45分くらいまでは多めに見ています。
小学生の場合
小学生は、早起きしたらゲーム。
これも意外に効果があります。
夜、いつまでもゲームをして夜更かしされるより、
朝5時に起きて、6時まで遊んでいい、と決めたほうが
規則正しい生活になります。
朝早く起きた分には、6時までやっていいルールなので
早起きすればするほどできるシステム。
ただし、朝5時より前に起きるのはルール違反と決めています。
テレビとのおつきあい
テレビは、ついつけっぱなしにしていると
ずっと見てしまうものですよね。
我が家の子供たちは、どんなテレビがついていようと、
画面さえついていれば、そっちに意識がいってしまい、
何も手につかない状態になってしまうことがしばしばありました。
ということで、我が家では原則、テレビはつけません。
朝の時間も、ついていませんが
特に不便に思ったことはありません。
そのかわり。
もちろん子供たちは見たいテレビもあるので、
見たいものに関しては、すべて録画をすることにしています。
そして、見るのは夕ご飯を食べる1時間、と決めています。
見たい番組がたくさんあるときには
なかなか消化できないこともありますが、
そういう時には、見たい人が、やることをすべて終わらせたら
見てもいい、というルールです。
だらだらと、見なくてもいいような番組を見るより、
これが見たい!と決めたほうがメリハリもつきますよ。
スマホやタブレットとのおつきあい
我が家で一番頭を悩ませているのは
スマートフォンとタブレットです。
いつでも好きな時に、YouTubeやニコ動などで
動画をみることができるのがよいところですが、
裏を返せば悪いところでもあります。
これはもう、フィルターをかける。
その一点です。
どんなに子供たちに有名なユーチューバーでも、
フィルターにひっかかったら、見せない。
YouTubeなどは、テレビ倫理のような決まりがないので
基本的にはどんな動画でもアップすることができますし、
どんな動画であろうが、見ることができるわけです。
その中には、親が見せたくないようなものも
たくさん含まれています。
それを防ぐためには、やはりフィルターだと思うのです。
どうしても見たい動画は、
親が一緒に見るのがいいと思います。
あまり過激なものは、よくない、とか
こういう動画は好きじゃないな、などの感想を添えて。
面白ければいい、ということではないし、
こういう動画ってどう思う?などと聞きながら
子供たちの考えを聞くのも大事ではないでしょうか。
勉強より楽しい誘惑。
どうしてもお付き合いをしていかなくてはならないのなら
きちんとルールを決めて、
親も子供も、守っていくのが大事ですね。