スープジャーでお弁当を毎日楽しく温かく!選び方から活用法まで

料理

毎日のお弁当にあたたかいおかずがあったらいいなと思ったことはありませんか?
保温のランチボックスを持つほどではないけれど、ほっとする温かいおかずっていいですよね。
そんな時に便利なスープジャーの活用法について今回はまとめてみました。

スープジャーとは

スープジャーは保温性に優れていて、温かいものをそのままキープして運ぶことができてとっても便利です。
温かいものだけでなく、冷たいものは冷たいまま運ぶこともできます。
また、密封性に優れているので、スープや味噌汁などの汁物をこぼさずに持ち運ぶことができます。

そしてもう一つの特徴が、持ち運びしている間に調理ができること。
だいたい朝に温かいものを入れておくと、6時間後まで60度程度を保てるものが多いので、ちょうど低温調理しているのと同じ状態になるのです。
朝、材料とお湯、調味料だけを入れておけば、お昼には食べごろのスープが出来上がる、なんていうこともできてしまうのです。

スープジャーはこんな人におススメ

お弁当を食べるときに、電子レンジや冷蔵庫が使えない、ということありますよね。
そんな時におススメなのがスープジャーです。
温かいスープやおかずを持って行ったり、夏には保冷効果で冷たいサラダを楽しんだりすることもできます。
スープだけでなく、シチューなどのメニューも持ち歩けるので、お弁当のおかずにバリエーションが出ます。
また、朝忙しい時間に材料だけ入れて持ち歩き、低温調理ができるので、お弁当を作っている余裕がない、という人にも簡単でおススメです

スープジャーはこんなものを選ぼう

いろいろなメーカーからスープジャーが発売されています。
有名な魔法瓶メーカーもあれば、高いものから安いものまでさまざまあるスープジャーですが、以下の点をしっかり踏まえて選ぶとよいでしょう。

6時間後に60度で保温できるもの

人が心地よいと感じる温度は、体温から25度以上差のあるものだと言われています。
つまり温かいものなら、60度くらいから70度くらいが「温かい」と感じる温度なのだそうです。
お弁当を作って食べるまでの間を約6時間程度と考え、6時間後に60度で保温できていればおいしく食べられる、ということなのです。

細部まで分解して洗える

スープジャーは密封してスープなどを運ぶため、パッキンなどのパーツが多くついています。
できるだけ細部まで分解してパーツを洗えるもの、または洗いやすい形状であることなどを確認しましょう。
逆にパーツが多すぎると、洗った後に組み立てるのが大変、なんてこともあるので、自分が使いやすい、洗いやすい、と思うものをしっかり確認するのがよいですね。
ジャーの内部はステンレス製がほとんどですが、中にはコートが施されているものもあります。
セラミックなどのコートは着色汚れがつきにくくなるのがよいところですが、残念なことに保温力は若干劣ります。
カレーやトマトスープなどの色の濃い汁物を入れたいときには、コートのあるものもよいかもしれません。

サイズは様々

スープジャーは一つのメーカーでも、容量やサイズは様々です。
誰が使うのか、どんなものを入れて運びたいか、などを考えて購入するとよいでしょう。

容量の大きいものは、男性向き
また、がっつり量が食べたいときにも400ml以上のサイズがいいでしょう。
300~400mlくらいのサイズは、女性向き
ちょっと食べたい、一品追加したい、というときに向いています。
300ml以下のサイズは子供のお弁当に
ほんの少しだけスープが欲しいときにもちょうどいいサイズです。

サイズが大きくなればその分だけ持ち運びが大変になりますよね。
今、持ち運びしているランチバッグなどに入るかどうかなども考えて購入するとよいでしょう。

スープジャーの基本的な使い方

スープジャーは保温力を高めるためにちょっとしたコツがあります。
まずは準備から。
事前保温といって、スープジャー本体に熱湯を入れて5分ほど放置します。
この手間をかけるだけで、6時間後に数度違いが出てきます。
本体が温まったら、スープなどを入れて密封しましょう。
なるべく容量いっぱいに入れるのがコツ。
少ないと保温力が落ちてしまいます。
持ち運ぶときには、保温ポーチがあるとさらに保温力がアップするので、より温かいものが食べたいときにはポーチを使いましょう。

スープジャーの中身は何を入れる?

基本的にはどんな汁物も持ち運べるスープジャー。
カレーやシチュー、スープや味噌汁など中身は自由に入れてみましょう。
カレーをスープジャーに直接入れると、色移りやにおいなどが気になりますよね。
レトルトカレーをスープジャーで運んでみるのはいかがでしょう?
事前保温しておいたジャーに、あらかじめ湯煎しておいたレトルトカレーを袋のまま入れます。
そこに熱湯を注いでふたをするだけ。

食べるときには袋の口を切ってご飯にかければ、色移りやにおい移りを気にせずカレーを楽しめます。

低温調理で持ち歩き

朝、忙しいときにスープを一品作るのは大変ですよね。
前日までにスープの材料を切っておき、朝は温めたスープジャーに具材と調味料(スープの素など)と熱湯を注いでおけば、お昼にはおいしいスープが出来上がっています。
流行のもち麦も、低温調理なら簡単に火が通るので、スープの具材として入れてみるのもいいですね。

冷たいものもスープジャーを使って

暑い夏には、保冷効果のあるスープジャーで冷たいものを持って行くのもいいですね。
サラダを入れたり、冷たい麺のスープをキンキンに冷やして持って行くのもあり。
我が家で人気なのは、そうめんや冷やしうどん
麺は別容器で持ち歩きますが、小さなスープジャーに冷たくしたつゆを入れていきます。
暑くて食欲のないときにも食べられるので大好評です。

いかがでしたか?
スープを持ち歩くだけではもったいないくらい、いろいろな使い方ができるスープジャー。
ぜひ自分に合ったサイズのものを用意して、お弁当を楽しんでみてくださいね。

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