買ってきたばかりの商品に付いてきた値札シールや、うっかり子供にイタズラされて家具などにはられてしまったシール。
きれいにはがそうと思ってもなかなかうまくいかないことってありませんか?
力を入れてこすってもなかなか取れない、シールのはがし残しやベタベタ。
きれいに落とすための裏技をまとめてみました。
ドライヤーを使う
シールがはってある素材が熱に強いものなら、ドライヤーの温風をかけてみましょう。
シールの角を爪などで少しだけはがし、接着面に向かってドライヤーの温風をあてていきます。
熱でシールの粘着が弱くなるので、ゆっくり少しずつ引っ張ってみましょう。
これでスルッとはがすことができます。
水などで濡らしたくない素材にはってあるシールをはがすのに向いている方法です。
頑固なシールには洗剤を使う
水に濡れても大丈夫な素材にはられている、頑固なシールには、中性洗剤を使ってみましょう。
シールの上に、中性洗剤を塗り、ラップをして10分ほど放置します。
その後はがせばスッキリ。
ただし、洗剤と相性のよくない素材もあるので、必ず見えないところで少量試してからにしてくださいね。
長期間貼ったままのシールには酢を使う
長い間貼ったままになっていて、なかなかはがれにくいシールには酢を使います。
酢をかけてから、10分~15分ほど放置します。
酢が接着部分を溶かしてくれるので、はがしやすくなります。
みかんの皮を使う
みかんの皮には、リモネンという成分が含まれています。
このリモネンは、市販のシールはがし剤にも含まれていて、シールをはがしやすくしてくれます。
シールの上から、みかんの皮の白い側をこすってみましょう。
簡単にはがせることができますよ。
半分だけはがれ残ったシールにハンドクリーム
シールがうまくはがせず、半分だけ残ってしまった、なんてことよくありますよね。
そんな時にはハンドクリームを使ってみましょう。
ハンドクリームをはがし残しのシールによくすりこみます。
しばらくたってから、こすってみましょう。
少しずつきれいに取れていきます。
ハンドクリームは、水分が多めのもののほうがよく取れるようです。
ベタベタが残ってしまった時には
シール自体はとれたのに、接着面のベタベタが残ってしまった時には消しゴムを使ってみましょう。
ゴシゴシと消しゴムでこすると、粘着成分が消しゴムのかすの中にからんで、きれいに落ちていきます。
少量の小麦粉も、ベタベタを取るのに大活躍。
小麦粉をひとつまみ取って、ベタベタにこすってみましょう。
粘着成分が小麦粉にからまって、粘着力が弱まります。
粉っぽくなるので、仕上げには必ず乾拭きを。
また、セロハンテープでベタベタを取ることもできます。
ベタベタ跡に勢いよくペタペタとセロハンテープを貼ったりはがしたりを繰り返します。
これだけでかなりスッキリベタベタを取ることができます。
いかがでしたか?
素材によって、洗剤や酢などとの相性があるので、使い分けしてみてくださいね。
かならず、目立たないところで少量試してからどうぞ。