我が家の子供たちは3人。
 それに対して子供部屋として使えるスペースは2部屋しかありません。
 大学生になった長男は一人で1部屋を、高校生の次男と中学生の三男は比較的広い部屋を二人で供用にしていますが、三男が居づらいようで困っています。
 一人になれる部屋のない中学生がどこで勉強するのが正解なのでしょう?
 我が家の場合です。
共有の子供部屋の使い方
一般的な住宅は子供が2人くらいと想定して設計されていることが多くありませんか?
 我が家は義父母たちが建てた注文住宅なのですが、自分たちの子供が2人だったこともあり、子供部屋として使えるスペースが2人分しかないのです。
 (当時私はまだ結婚する前だったので設計には全くタッチしていません)
 子供たちが小さかった頃は3人で大きな部屋を共有していたのですが、だんだん大きくなってきたので個室のほうを割り当てることになったのですが、いかんせん部屋数が足りません。
 そこで小さいほうの部屋を長男の個室に、大きい部屋を次男と三男の共有にすることにしました。

三男はまだ寝室を私たち両親と一緒にしているので、共有の部屋には次男のベッドを置いています。
 そうすると、どうしても共有の部屋は次男に主導権を握られてしまうことになり、三男は好きなように使えないようなのです。
 また、音楽好きの次男が様々な楽器や機材を部屋中に並べているので、どうしても勉強がはかどる環境とはいいがたいところもあります。
勉強道具を持って廊下の隅に
あちらこちらに勉強以外の誘惑が落ちている、三男。
頭のいい子供はリビングで勉強している、という話をよく聞きますが、夜遅くなればテレビがついていることもあり集中ができない様子。
 ただ、本来はそういった騒がしいところ(テレビはどうかと思いますが)で集中できる、ということが学力の向上につながっているらしいのですが、我が家ではうまくいきませんでした。
 そこで彼が考えたのが廊下の隅っこ。
 そこに小さな座卓と座布団を持ち込んで勉強用のスペースを作ったのです。

普段は次男と共有の部屋だったり、リビングにいる三男ですが、勉強になるとそのスペースに移動します。
 どうやらその「隅っこ」というのが彼の何かにピッタリ来たらしく、最近はそこで過ごしている姿を見かけることが多くなりました。
自習室や図書館を利用する
それでも「隅っこ」は個室ではないので、夏は暑いし冬は寒くなります。
 そこでテスト期間前などには塾の自習スペースを利用しています。
 時間内であればいつでも解放されているところがあり、また気軽に塾の先生たちに質問したり、同じように勉強をしに来る同級生たちがいるので過ごしやすいようです。
 塾などに通っていない子に聞いてみると、図書館の自習スペースなどを利用しているケースが多いようです。

また、公民館などの共有スペースを使っている人もいます。
 三男には申し訳ないのですが部屋のスペースを考えると当分はこういったところを利用してもらうことになると思います。
本来であれば個人スペースを持たせてあげるのが理想なのかもしれませんが、公共の場所なども上手に利用してもらっている状態です。
 当分の間、部屋は共有、自学は塾や図書館などを利用することになると思います。
 よかったら参考にしてみてくださいね。




