家事を手抜き、という言葉だけを聞くと、なんだかあんまりいいイメージがありませんが、最近では共働きの家庭も多く、毎日の家事をこなすだけでも大変ですよね。
これをやらなくてはならない、という固定概念をなくし、いい意味で「手抜き」をすることで、家庭での時間を増やしていくのもこれからのあり方の一つではないでしょうか?
今回はそんな「手抜き」のコツをまとめてみます。
家事に「絶対」はない
家事、と聞いた時に思い浮かぶのはどんなものでしょうか?
料理、洗濯、掃除などが主なものですよね。
それ以外にも、名前のつかない家事はたくさんあります。
では、それはどうしても「絶対に」やらなければならないことばかりなのでしょうか?
私は家事に「絶対」はないと思います。
例えば、掃除をひとつとってみても、毎日掃除機をかけなければならない、ということはないと思います。
忙しい日には、床用ワイパーでさっとゴミを取るだけでも部屋の清潔度は保てます。
こういった小さなことに工夫をすることで、ちょうどよい「手抜き」ができるのではないでしょうか?
洗濯は毎日する?
洗濯はなんとなく毎日している家事の一つではないでしょうか?
でも大した量がなくても洗濯機を回していませんか?
夫婦二人だったり、子供が小さいうちは、無理をして洗濯機を回さなくてもよいのではないでしょうか。
例えば2日に一回に減らしてみる、洗濯物がたくさんになったら洗うルールに変えてみるのはどうでしょう?
そして、洗濯物を干したらたたむ、という作業も省略できます。
ハンガーに干したら、そのままクローゼットに片付けてしまうのです。
これだけでも一つ手間が減りますよね。
料理はしなければならないもの?
毎日のご飯の支度は時間がかかる家事の一つですね。
惣菜や冷凍食品を利用するのに抵抗のある人も多いのではないでしょうか?
でも手作りの料理を毎日食べさせることだけが愛情表現ではありませんよね。
忙しい中でイライラと料理を作って、食べるときにも時間ばかり気にするくらいなら、スーパーのお惣菜をさっと出して家族での食事時間を楽しむほうがよいかもしれません。
あまり罪悪感を持たず、便利なものは利用するのもいい意味での「手抜き」の一つです。
また、どうしても手作りしたいけれど時間がない、というのであれば、週末を使った作り置きなども活用してみるとよいですね。
しっかりとしたおかずを作り置きするのも大変なので、野菜なら洗ってカットするだけ、下茹でしておくだけ、などのおかずの素を作ってみるのはいかがですか?
肉や魚も買ってきたらひと手間かけて、食べやすい大きさにカットしたものに下味をつけておけば、帰ってきて焼いたり炒めたりするだけで一品になります。
掃除機は毎日かけなくてもよい?
冒頭にも触れましたが、掃除機を毎日かける、という家事も省略できます。
フローリングの床なら、汚れに気がついた時に床用ワイパーでさっと掃除できるよう、手の届くところにワイパーをおいておくのもコツのひとつ。
カーペットやラグを敷いているのなら、コロコロワイパーを手の届くところに置いておきましょう。
普段のちょっとした汚れなら、これだけできれいになります。
掃除機は時間がある週末にまとめてかければ、きれいな部屋を保つことができますね。
食器は洗浄機にまかせてしまう
もう一つ、食器洗いも面倒な家事の一つです。
今はキッチンに備え付けの食洗機を持っている家庭も多いことでしょう。
手持ちの食器はすべて食洗機対応のものにしてしまい、ご飯を食べ終わったらセットしてスイッチを押すだけにしちゃいましょう。
食洗機におまかせしてしまえば、乾燥までしっかりできるので、あとは食器棚にしまうだけ。
備え付けのものがなくても、工事のいらない食洗機が販売されています。
こういったものを上手に活用してみてはいかがですか?
家族に積極的に手伝ってもらう
最後にもう一つ。
家事は自分ひとりで抱え込まず、家族みんなを巻き込んで積極的に手伝ってもらいましょう!
自分がご飯の支度をしているときには、子供に料理を一緒にしてもらったり、テーブルセッティングをお願いするのもよいですね。
洗濯物も、自分のものは自分で管理してもらえば、たたむ数が減りますよね。
食べた食器は自分で片付けてもらう、自室の掃除は自分でしてもらう、など、いろんな形で家族みんなが参加できると思います。
いかがでしたか?
上手に「手抜き」をして、毎日を快適に過ごしてみてはいかがでしょうか?
ぜひ参考にしてみてくださいね。
おかずの素についてはこちらの記事も参考にどうぞ。