秋が深まってくると、朝晩は冷え込みが強くなりますよね。
朝方、気が付くと子供が布団からはみ出して、何もかけずに寝ていることってありませんか?
そのままにしておくと風邪をひいたりするのでは?と心配ですよね。
今回は子供が布団を蹴ってしまう理由とその対策をまとめてみました。
子供は布団を蹴る
子供と一緒に寝ていると、夜中に布団を蹴ってしまうのはなぜでしょうか?
一つ目の理由は、子供は体温が高く、暑がりだということです。
子供と一緒の布団に寝ていると、布団の中が暖かかったり、子供だけ汗をかいていたことはありませんか?
もともと、子供は大人よりも体温が若干高いため、私たち大人よりも暑く感じる気温が違います。
添い寝などをしていると、余計に布団の中が暖かくなりますよね。
それで布団を蹴ってしまうのです。
二つ目は、子供は寝相が悪いということです。
人は眠るときにレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返します。
子供は浅い眠りであるレム睡眠の時間が大人よりも長いのです。
夢を見たり、寝返りを打ったりするのは浅い眠りであるレム睡眠時です。
眠りが浅い時間が多いことから、寝返りなどで寝相が悪くなるのです。
布団を蹴られないようにする
子供は暑がりですから布団を蹴ってしまいます。
まずは寝室の室温や布団の厚さなどの見直しをしましょう。
暖かすぎる部屋と厚い布団では、子供はどうしても布団を蹴ってしまいます。
適度な室温にして、布団もかけすぎないようにしましょう。
寝具の素材なども暑くなりすぎないように調整します。
また、体温が上がると暑くなります。
入浴は寝る直前を避け、2時間前くらいまでにはすませてしまいましょう。
蹴ってしまっても大丈夫な対策を
どれだけ事前に室温を調整し、布団の枚数を見直して入浴を早めにすませても、布団を蹴ってしまうときはあります。
寝るときは暖かかった部屋も、朝方には冷えてしまうこともあるので心配ですよね。
そんなときは蹴っても大丈夫なように対策を取りましょう。
我が家では「腹巻」と「着る毛布(もしくはスリーパー)」の2つ使いで対応していました。
パジャマの上着をズボンに入れてあげても、朝起きるころにはすっかりお腹が出てしまう子供たちのために、必ず腹巻をさせていました。
時々はその腹巻すらはだけてしまうこともありましたが、ないより全然暖かいし、布団から出てしまっても安心です。
小さい頃は子供用のキャラクターがついた腹巻を、少し大きくなり小学生くらいになったら大人と同じようなもこもこ素材の腹巻を愛用していました。
着る毛布やスリーパーは、しっかりと着せてあげることで暖かさを保つことができます。
これを着せたら、掛ける布団の枚数は少なめに。
できればひざくらいまで隠れる丈のものが使いやすいです。
大人用の長い丈のものは、歩いて移動したりするときに邪魔になりがち。
夜中の急なトイレにも、脱いだり着たりしやすい丈のものを選ぶとよいですね。
いかがでしたか?
これからだんだんと寒い時期になります。
お腹を冷やさないように対策をしてみてくださいね。