新学期になり、この春からお弁当作りが始まった家庭も多いのではないでしょうか?
我が家も夫だけでなく、大学生と高校生の息子にお弁当を作っています。
Instagramなどを見ると映え弁当がたくさん並んでいますが、毎日のことになるとお弁当作りもおっくうになりませんか?
息子弁当を作り続けて5年目の、我が家のお弁当はもっと肩の力を抜いて作っています。
基本的なお弁当スタイルは「のっけ弁」
我が家のお弁当は基本的に「のっけ弁当」のスタイルです。
以前はおかずとご飯が別々に詰められる2段のお弁当箱を使っていたのですが、ご飯を食べる量が増えるにつれ、おかず入れの容量も大きくなってしまいます。
そうするとおかずの種類、量を多くしていかないとお弁当箱がうまらないのです。
品数を増やせば手順が増え、量を多くすれば材料が増えます。
これを解決したのが「のっけ弁」です。
1段の大きなお弁当箱にご飯を7割から8割くらい詰めて、その開いたスペースとご飯の上におかずをのっけてしまえば立派なお弁当のできあがり、という手軽さ。
また、チャーハンやオムライスなどの一品弁当を作っても見映えがします。
これらの理由から、この2年くらいはずっとのっけ弁当のスタイルです。
いつものおかずを決めてしまう
我が家のお弁当は定番のおかずが必ず入ります。
彩りでいうと、緑はブロッコリーやさやえんどうを茹でたり炒めたりしたものや、キュウリの浅漬けなど。
黄色は卵焼き、赤はミニトマト、といった具合です。
これらの定番おかずでご飯の入っていないすき間はほとんどうまります。
もちろん、いつも同じでは飽きてしまうので、茹でたあとの味付けだったり、一緒に炒めるものを変化させる、卵焼きにはしらすやネギなどを入れて焼く、ミニトマトがないときにはカニカマやパプリカなどで一品を作る、などの工夫をしています。
しかし、彩りについてはこれ、と決めてしまうとあとはメインだけを考えるだけなのでお弁当作りがぐっと楽になるのです。
メインは肉か魚でボリュームを出す
中高生のお弁当なので、メインはボリュームのあるもので作ります。
生姜焼きのようなメニューでも、野菜をたっぷり入れてボリュームアップしたり、焼き魚なら一切れどんと入れてしまいます。
私の料理は普段は薄味なのですが、冷めたおかずと冷めたご飯を食べるには少し濃いめの味付けのほうが食が進むらしく、いつもより醤油などを少し多めに使います。
このメインはご飯の上に豪快に乗せたほうが美味しそうに見えます。
曜日によってメニューを決めてしまう
我が家の場合は、月曜日から木曜日までお弁当を作ります。
金曜日は私のお休みの日、と決めていて、夫は外食、息子たちは学食やコンビニ弁当など好きなものを食べてもらうようにしています。
そして週の最後、木曜日のお弁当はチャーハンなどの味付けご飯、と決めています。
週の初めのうちは冷蔵庫の食材も豊富ですし、献立を考える余裕もあるのですが、週末に近づくにつれて食材と気力がだんだん減っていきます。
そこで、チャーハン、オムライス、そぼろご飯など、おかずがあまりなくても食べられるメニューを作る、と決めているのです。
これだけでずいぶん気持ちが楽になります。
たまに焼きそばだったり、スープジャーとおにぎりだったり、その時によって中身は変わりますが、木曜日はおかずを作らなくてもいい、と決めると本当に楽です。
彩りのためのブロッコリーやミニトマトなどは必ず入れているので、見た目も問題ありません。
すき間をうめる食材をいくつか用意する
それでもお弁当にすき間ができてしまうことがありますよね。
そんな時に使える食材はあらかじめいくつか用意しておきます。
我が家の場合は、自然解凍で使える冷凍食品や、ちくわ、ソーセージなどです。
普段はあまり冷凍食品を使わないのですが、時々入れると喜ばれたりします。
作り手としては少し複雑ではありますが、メインの食材がないときなどには本当に重宝します。
また、ちくわはキュウリやチーズを詰めてもいいですし、斜め切りにして麺つゆなどで炒める、半割りにしてマヨネーズやチーズをのせてトースターで焼くだけで一品になるので便利です。
こういったものをいつも常備してあるといざという時に安心です。
いかがでしたか?
肩に力を入れずに、楽にお弁当を作るための工夫についてまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
いざという時の一品にはジャガイモもかなり活躍します。
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