人には利き手や利き足がありますよね。
それと同じように目にも利き目があるのは知っていましたか？
目には利き目がある
人は物を見るとき、利き手や利き足と同じように利き目を使っています。
利き目を軸にして、もう一方の目は利き目を補うようにして立体的にものを見ています。
普段、私たちが生活しているうえで利き目を意識することはほとんどありません。
しかし、目にトラブルがあって利き目を眼帯などでふさいでしまうと、どうしても物が見にくくなったりするものです。
利き目の調べ方
私の勤務する眼鏡店では視力測定のあとに利き目を調べています。
お店では四角い紙の中心に穴をあけたものを使います。
この穴の中から数メートル先にある対象物を見ます。
穴の中に対象物を合わせたまま、片方ずつ目をふさぎます。
この時、利き目で見ると対象物はそのまま見え続けますが、反対側でみると穴から見えなくなります。
紙がないときには数メートル先の対象物を見ながらそこに合わせて指をさします。
この時、焦点は数メートル先の対象物に合わせます。（指はぼやけていて構いません）
この状態で片目ずつつぶってみましょう。
利き目のほうは指をさした先に対象物が見え続けますが、反対の目で見ると少しずれたところをさしているのがわかります。
普段意識したことのない利き目ですが、こうして確認してみるとよくわかりますね。
利き目が見えづらくなると生活もしにくくなると言われています。
ちょっぴり意識してみると楽しいですね。
