初めてのメガネを購入するとき、色々な値段のメガネがあることにびっくりしたことはありませんか?
メガネフレームによって値段が違うのは何となく理解ができますよね。
素材の違い、デザイン性、国産なのか外国産なのか…?
でもメガネレンズにも値段の違いがあります。
今回はそんなメガネレンズの値段の違いについて調べてみました。
レンズの厚さ薄さがレンズの値段に
メガネレンズには、遠視・近視・乱視などを補正したり、手元を見やすくするためのいわゆる「老眼鏡」などに使われる「単焦点レンズ」があります。
メガネを作る、となるとこういった単焦点レンズを使うのが一般的ではないでしょうか。
一般的な近視用(遠くを見るために使われます)のメガネレンズは、その度数が強くなればなるほど、厚く、重くなってしまいます。
またレンズの性質から、球面のようなカーブがかかります。
このままでも充分にメガネレンズとして使うことができるのですが、すっきりと使うためには薄くしたり、軽くしたり、カーブがなだらかになった方が便利ですよね。
そこで、同じ度数でも薄くて軽いレンズがあったり、非球面レンズというものがあるのです。
薄く軽く、また球面を非球面に加工すると、レンズの値段が高くなります。
遠近両用やスマホが快適に使えるレンズとは
「遠近両用レンズ」って聞いたことがありませんか?
遠くが見えづらかった方が、年齢と共に近くも見づらくなる、そんなときに両方を見るためのレンズです。
視線の使い方で、遠くと近くを見ることができます。
こちらは「累進屈折力レンズ」といって、境目のないものが人気です。
また、スマホなどの近くを見るためにレンズの下側の度数を弱くするアシスト型レンズなどもあります。
このようなレンズの場合は、一般的な単焦点レンズに比べて値段が高くなります。
またレンズのランクによって、歪みが出にくい、近くの視界が大きくて見やすい、などの快適さに違いがあります。
レンズのコーティングにも種類がある
「PC用メガネ」という名前を聞いたことはありませんか?
私たちの周囲にはLED照明が増えてきており、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット、自宅の照明や車のヘッドライトなどもLED照明が多く使われています。
このLED照明には、目に負担がかかると言われている青色光が含まれています。
青色光をカットするレンズコーティング(ブルーライトカットとも言われます)をすることで、目に対する負担を減らすことができます。
また、メガネレンズが傷つきにくくするコーティングや、曇り止めのコーティングなどもありますが、これらは全て通常のメガネレンズの値段に追加料金が発生するのがほとんどです。
抗菌できるメガネレンズ
最近では抗菌に関心が高まっています。
メガネレンズにもつい最近、抗菌加工のレンズが発売されたばかりです。
普段づかいのメガネなら、昨今の情勢も踏まえ、こういった抗菌加工コーティングについても考えてみるのも良いかもしれません。
使いやすいメガネレンズを選ぶには
このように、メガネレンズには様々な種類があることがわかりました。
メガネレンズの高い、安いには「使いやすさ」や「見やすさ」、「便利さ」などの違いがあります。
自分のメガネにはどんな加工をしたら使いやすく見やすくなるだろう?と悩んだ時には、信頼できるメガネ店に相談してみるのが一番です。
ぜひお近くの専門店を探してみてくださいね!
メガネは予備があると便利です。
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