窓拭きは面倒、サッシの手入れってどうしたらいいんだろう?
難しく考えず、家にあるもので簡単にお手入れができちゃいます。
窓まわりのお手入れのコツをご紹介します。
窓拭きは天気が良い日にする?それとも?
窓拭きをするのに、天気が良い日と曇り空の日、どちらが向いているのでしょうか?
天気がよい日にしたくなる窓拭きですが、実は曇っているくらいがちょうどいいんです。
曇っている日は湿度が高く、湿気が多いので、汚れが緩みやすいんですね。
また、明け方など日が昇り切る前にするのもよいそうです。
日差しが強い日は、湿度が低く、ガラスに日光が反射するため汚れが見えにくくなります。
新聞紙が活躍
窓ふきをしようと思ったら専用洗剤がない…
そんな時には、わざわざ買いに行く必要はありません。
新聞紙を水で濡らしてから軽くしぼり、これで窓をふいてみましょう。
窓ガラスの外側の汚れはチリや泥、内側の汚れは手あかやホコリなど。
新聞紙のインクに含まれる油分には汚れを落とす働きがあるので、きれいにすることができるんです。
新聞紙はクシャっと丸めて、握りやすい手のひらサイズにしましょう。
新聞紙の目が細かいので、汚れが取れやすく拭き跡ものこりません。
最後には乾いた新聞紙で仕上げをしましょう。
ツヤが出てピカピカになりますよ。
手あかや油汚れにはみかんの皮を
みかんの皮を煮出した汁をスプレー容器に入れます。
手あかや油汚れが気になる部分にスプレーして、乾いたぞうきんでふきとりましょう。
みかんの皮には「リモネン」という成分が含まれていて、油分を分解する作用があります。
また、煮出した汁はよい香りがするので、拭き取ったあとのほのかな香りを楽しむこともできますよ。
網戸の凹みをなおす
ものをぶつけてしまってできた、網戸のデコボコ。
実はこれ、なおせるんです。
ヘアドライヤーの温風をあてれば、ほぼ元通りに。
ナイロンやポリプロピレンでできている網戸は、加熱すると収縮して元にもどろうとします。
この作用を使ってデコボコを目立たないように修復できるのです。
ただし、ドライヤーをあてる時には注意点が。
あまり近くで当てすぎると、編みが傷んだり溶けてしまうことがあるので、30センチ程度の距離から当てるようにしましょう。
また、長時間の当てすぎにも注意しましょう。
サッシの溝を掃除する
サッシの掃除には古くなったスポンジを使います。
サッシの溝の深さ、幅にあわせて、スポンジに切り込みを入れます。
これを溝に沿わせて動かすだけ。
溝にピッタリ合わせているので、掃除機やぞうきんでは取り切れないホコリや汚れがスッキリ取れます。
溝の掃除をする時には、かわいた状態がベスト。
濡らしてしまうと汚れがかえって落ちづらくなるので注意しましょう。
網戸の掃除
網戸の汚れは、片面から拭くだけだと網の裏側に汚れが回ってしまい、なかなかきれいに落ちませんよね。
そんな時には新聞紙と掃除機を使いましょう。
新聞紙を網戸の室内側にガムテープなどで固定します。
掃除機は網戸の外側から、ノズルを外した状態でかけましょう。
これで網戸に付いたホコリをきれいに吸い取ることができます。
このあと、汚れが気になったところはぞうきんで拭き取れば完了です。
いかがでしたか?
専用の掃除道具や洗剤もありますが、身近なものでもすっきりきれいにできるのでぜひ試してみてくださいね。