我が家の子供たちは、小学生から高校生までの育ちざかり。
毎日お腹をすかせて学校から帰ってきます。
リビングまで入ってくると、「何か食べるものない?」が合言葉。
スナック菓子や市販のお菓子は、瞬殺でなくなります。
そんな我が家の3時の味方がおにぎり。
おやつのあり方について、ちょっと考えてみませんか?
3時のおやつを食べる理由
3時になったら、おやつ。
日本人なら当たり前のように言われる言葉ですよね。
3時におやつを食べることには意味があるのでしょうか?
まずは、小さな子供の場合。
子供は大きくなるためにたくさんのエネルギーを必要としています。
でも、一度に食べられる量は限られていますよね。
また、食べムラのある子供は、朝昼晩の三食では十分な栄養素を
取ることが難しいのです。
そんな時に役に立つのが、間食。
栄養やエネルギーを補うための「補食」と考えるとよいですね。
我が家のように大きくなった子供たちでも、
やっぱり途中でエネルギーが切れてしまうようで、帰ってくるころには
すっかりお腹を空かせています。
そんなときにも、おやつは役に立ちますよね。
おやつに向いている食べ物
おやつ、と聞くと、つい甘いものやスナック菓子を思い浮かべてしまいます。
もちろん、楽しむ程度に食べるのであれば問題はないですし、
ダイエットを考えている人であれば、3時に甘い間食をするのが
一番太りにくい、とも言われています。
ただ、うっかりしていると食べ過ぎてしまうのが甘いものとスナック菓子。
1袋を一人で開けてしまった日には…カロリー成分をみてゾッとするほどです。
こういったお菓子は、袋のまま出したりせず、
量を加減して食べるのが一番です。
我が家では、一人分ずつお皿に盛りつけて食べさせています。
では、安心して食べさせることができるおやつとは何でしょうか?
まずは「補食」という観点から言うと次のようなものですね。
・チーズなどの乳製品
・果物
・ナッツや豆類
栄養を補う点では、上のようなおやつを用意するのがよいでしょう。
そして、我が家ではそれにプラスして
・おにぎり
・蒸かしたり焼いたりしたお芋
を出しています。
子供の体の大きさに合わせて、おにぎりを1つか2つ。
ちょっとした空腹も満たしてくれますし、スナック菓子を食べさせるより
食塩や砂糖、カロリーの心配も少なくて済みます。
おやつにおにぎりを握る
いざ、おやつにおにぎり、と言っても、中身を悩みますよね。
我が家で一番活躍しているのは「おかか焼きおにぎり」
作り方はいたって簡単。
ボウルに適量のかつお節を入れ、しょうゆと一緒にまぜておかかを作ります。
そこにご飯を入れてよく混ぜたら、握ってトースターで焼くだけ。
あとからしょうゆを塗る焼きおにぎりより簡単にできて、
味もしっかりしているから子供たちも喜んで食べてくれます。
かつお節でなく、イワシ節などで作ると、一緒にDHAやカルシウムを取ることが
できるのでおススメです。
また、胡麻を一緒に混ぜるのもよいですね。
我が家では基本的には十穀米を混ぜたご飯を炊いているので
これだけでも様々な栄養が取れます。
秋にはサツマイモをおやつに
季節がきたら、サツマイモのおやつもおススメです。
蒸かしたサツマイモでもいいですし、時間があれば焼き芋もいいですね。
甘いものが好きなら、自家製のスイートポテトなどもよいですね。
自分で作ると、砂糖を加減できるのがよいところです。
自分で甘いお菓子を作ってみるとわかるのですが、
案外たくさんの砂糖が入っていることにびっくりさせられます。
私はレシピに書いてある砂糖の分量より、半分くらいの砂糖で
スイートポテトを作ったりしますが、お芋本来の甘みが出ているので
余計な味付けはしないほうが好きだったりします。
少量の食塩を入れると、甘みが引き立つのでおススメです。
おやつとともに飲み物を用意する
最後に、おやつのお供になる飲み物です。
甘いジュースは、子供たちが喜びますが、飲みすぎには気を付けたいところ。
おにぎりのお供なら、夏は冷たい麦茶、冬はあたたかいほうじ茶などを
用意しています。
麦茶にはミネラルも含まれているので、夏の水分補給にはピッタリ。
ほうじ茶も、カテキンやビタミンが含まれていて、冬にはホッとする飲み物です。
サツマイモのお供には、牛乳もいいですね。
いずれにしても、甘いジュースはお楽しみ程度にするのが一番。
毎日のおやつ、市販品ばかりではなく、ちょっと見直してみてはいかがですか?