子供の習い事にはいろいろと気を使う場面も多いですね。
子供がピアノコンクールに出場したら、先生に月謝とは別にお礼が必要なのでしょうか?
どんな場面で、どんなお礼をしたらよいのかを考えてみます。
音楽のコンクールといえば、ピアノのほかにエレクトーンもありますが、エレクトーンもピアノも、おおむね同じと考えてよいと思います。
ピアノコンクールの地区予選に出場した時のお礼
まず、どんなコンクールでも、その地区の予選会のようなものが必ず開催されます。
こういった大会は、近くの会場で開催されることが多く、移動距離も比較的短いケースが多いです。
こういうコンクールなどに出場する場合、多くの先生が付き添いや応援として会場に足を運んでくださることがほとんどだと思います。
こんな時、我が家ではお礼としてお菓子を持っていきます。
値段は考え方にもよって様々だと思いますが、近所のお菓子屋さんなどで、1,500 ~ 2,500円くらいの詰め合わせにすると見た目もよいです。
内容もそれなりに充実しているので感謝の気持ちを込めて
「近所の美味しいお菓子です。よかったら召し上がってください」
の一言を添えるようにしています。
ちなみに、我が家の子供の先生は、大手の音楽教室の講師です。
個人の教室だと相場はよくわかりませんが、私の周囲ではこのくらいの値段で、とみんなが歩調を合わせています。
事前に先生の好みなんかも、探ったりすることもありますよ。
甘いものよりお酒が好き、なんてことがわかっていればおつまみになるようなお菓子を包んだりします。
どちらにしても、賞味期限はなるべく長いものを選びます。
ピアノコンクールの上位大会に出る時のお礼
コンクールの種類にもよりますが、上位大会(いわゆる本選)に出場した時には、お菓子を 3,000円程度で持っていくこともありますが、百貨店の商品券を包むこともあります。
その場合、5,000円 ~ 10,000円が相場ではないでしょうか。
コンクールに出るときには、たいてい先生がいろいろな配慮をしてくださることが多いことと思います。
(通常よりレッスンの回数を増やしてくれたり、時間を長くとってくれたりなどなど)
その配慮に対してもお礼をしたいところです。
ピアノコンクールで交通費や宿泊などを伴う場合
コンクールによっては、自宅から遠い場所で開催されて交通費や宿泊が伴う場合もあると思います。
その場合は、お礼に加え、交通費や宿泊費を負担するのが一般的だと思います。
例えば、
- 新幹線のチケットをあらかじめ取ってお渡しする
- 宿泊の予約を入れて支払いは自分が行う
うちの子供が、県外でコンクールに出た時には、先生の交通費は音楽教室のほうで負担してくれました。
なので宿泊代を考え、30,000円の現金を包みました。
お礼に困ったときは
こういったお礼については、考え方もいろいろあるようです。
月謝として、しっかりお金を払っているのだから、コンクールに出てもお礼は特にしない、という人もいます。
あとは、同門の生徒さんたちがどうしているか、を確認してみるのも一つの手だと思います。
ほかの生徒さんがお金でお礼をしているのに、自分は知らなくて何もしてなかった。
なんていうとちょっとドキッとしますよね。
こういうのは、横のつながりでリサーチしちゃいましょう。
先輩ママさんに聞いてみるのもいいですね。
お礼を用意しても、現金では受け取らない先生もいるようです。
用意したお礼を受け取ってもらえなくても、いつも先生に感謝をしている、という気持ちが伝えられたらそれが一番だと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。