新潟県三条市では知らない人はいないんじゃないか、と思うくらい有名な焼き肉店、それが「さんきらく」さん。
前々から噂には聞いていたのですがなかなか食べに行く機会に恵まれず早10数年。
そのお店が移転リニューアルオープンしたと聞き、やっと食べに行くことが機会に恵まれました。
「さんきらく」ってこんなお店
三条市で愛される大衆焼肉店、といえば「さんきらく」。
三条市本町商店街に建つこちら、JR弥彦線、北三条駅からは歩いて10分ほどのところにあります。
実は2023年11月に移転、リニューアルオープンしたばかりのさんきらくさんですが、三条市民には長く愛されている焼肉店とのこと。
新しい店舗は昔のお店から50mも離れていないところにあります。
オープンしたばかりなので外観もキレイ。
このさんきらくが三条市民に愛される理由はその美味しさとびっくりするほどの安さ。
見附市にある「きらく」とは親戚関係にあるとのこと。
見附のきらくさんも大変な有名店ですが、さんきらくも負けていません。
あまりの人気ぶりで予約がないとほぼ入れない状態、さらにテーブルは2時間でとのこと。
この日は予約できるマックスの人数、7人で行ってきました。
さんきらく名物といえば
さんきらく名物といえば「赤」と「白」。
赤は豚のかしら肉、白は豚モツの味付きになります。
とにかく乾杯。(ビールは大ジョッキ)
この日は人数も多かったので、よりお得な「ジャンボ」でお肉を頼んでいきます。
ジャンボは1人前×3、つまり3人前が一皿になっていてお値段もお得。
こちらはタンジャンボと焼き野菜。
以前より少しだけ値上げをした、と同行した友人が言っていましたがこれで2000円しないってすごいことだと思うんです。
お肉もどんどん焼いていきます。
味は濃厚なたれ味が基本。
ただ、「たれ味」となっているお肉でも、お願いすると塩で用意してくれるのだとか。
友人はカルビを塩でお願いしていました。これもまた美味しい。
さんきらくにはおしゃれしていくな?
さて、今回さんきらくに行くことになったときに、友人から言われた一言がこちら。
「おしゃれしてくるな」。
どういうこと?と思いますよね。
その答えがこれ。
ちょっと言い方が失礼かもしれませんが、「申し訳程度」にある換気扇。
そしてもくもくと上がる煙。
気がつけば店内は真っ白…
最近の焼き肉といえば無煙ロースターが定番のところ、断固として導入しないというこの真っ白さ。
確実に洋服は焼き肉の香りにまみれますし、冬の時期にはコートを入れておくビニール袋を用意していく人もいるのだとか。
これが三条っ子に言わせると「さんきらくらしさ」なのだそう。
以前のお店も真っ白な煙だらけだったとのことですが、友人曰く「前よりさらに白いかも」とのこと。
鉄板から上がる煙で目が痛い!と大騒ぎする友人もいるくらいのすさまじさですが、これがまた楽しくて美味しいスパイスの一つなのかもしれません。
男女とりまぜて7人、みんなでさんざん飲んで食べて、お腹いっぱいになったところでちょうど2時間が経過。
気になるお会計が、7人で22000円くらい、なんと一人3000円程度というびっくりの安さでした。
みんなお酒もよく飲みましたし、お肉もたくさん焼いたはずなのですがこの激安は本当にこのご時世ありがたいことです。
難点は我が家からはどうしても車でないと行けない距離にあることだけ。
いつか家族を連れてみんなで食べに行きたいと思っています。
いかがでしたか?
最初は真っ白な煙にびっくりしてしまいますが、洋服についた焼き肉の香りを持ち帰るのもちょっと面白くて笑ってしまいます。
ぜひ「おしゃれはしない」で行ってみてくださいね。
美味しいものがたくさんある新潟県ですが、三条市には「ミックス」なる謎の焼き鳥があるんです。
その詳細はこちらをどうぞ。