春の花見といえば桜の花見が一般的ですが、それよりも少しだけ早く楽しめる梅の花もピンク色で愛らしいですよね。
今回は新潟県の梅の名所の一つ、南蒲原郡田上町のうめまつりについてまとめました。
田上町は梅の産地
梅、といえば南高梅で有名な和歌山県や、福井県などを思い浮かべる方も多いと思いますが、実は新潟県の田上町も梅の産地として知られています。
新潟県の中央部北寄りに位置する田上町では、「越の梅」と呼ばれる品種が盛んに栽培されています。
種が小さく、肉厚な「越の梅」は皮もやわらかいため、梅干しなどの加工に向いています。
田上うめまつりの開催日時
田上町では田上梅林公園と隣接する梅畑に、白梅や紅梅、枝垂れ梅などが約2000本植えられています。
この梅が見頃になる、4月の第一日曜日に「田上うめまつり」が行われます。
平成31年は、4月7日(日)に開催される予定です。
午前10時に開会式が行われ、「越の梅」を使った梅加工品や梅酒などの出店販売が午後2時まで行われます。
3月20日現在、梅の開花状況は6割ほどとのことで、今年は春の訪れが早いため、まつり当日には少し散っているかもしれません。
近隣の散策コースを楽しむ
梅林公園周辺には、梅の里を楽しむ散策コースもあります。
一周三キロの散策コース「のんぶらり梅の里散策コース」は約二時間ほどの散策コースですが、金比羅山から梅団地の見晴らし丘までは特に標識もない山道だそうです。
道に迷ったと思ったら無理せず引き返してください、というちょっと変わった散策コースですが、うまくたどり着けば田上町を見渡すことができる高台に行けるのだとか。
私は挑戦したことがありませんが、時間があればチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
また、田上中学校の校門には立派な桜並木があり、季節がよければ桜も楽しめるかもしれませんね。
田上梅林公園周辺の観光スポット
田上町には他にも観光スポットがたくさんあります。
ハイキングにちょうどよい護摩堂山は、あじさいの季節には山頂付近に色とりどりの紫陽花を楽しむことができます。
地元の幼稚園児なども遠足で登る山で、1時間かからずに山頂に登ることができます。
登山の疲れを取るなら、ふもとの「ごまどう湯っ多里館」はいかがでしょうか?
こちらは日帰り温泉で、大人は700円で温泉を楽しむことができます。
駐車場内には、「ごまどう直売所」があり、地元で栽培した新鮮な野菜を購入することもできます。
子供連れなら「YOU・遊ランド」もオススメ。
アスレチック広場や、ローラー滑り台、野外炊事場などが整備されていて、一日中でも楽しめます。
田上うめまつりの会場までのアクセス
田上うめまつりの行われる、田上梅林公園は田上中学校の隣にあります。
車なら、北陸自動車道・三条燕インターチェンジから約30分、新潟市内からなら約40分くらいです。
JRを利用する場合は、信越本線・羽生田駅下車、タクシーで約10分、徒歩なら20分程度です。
公園内には駐車スペースが少ないため、うめまつり当日は混み合うことも予想されるので公共交通機関で訪れるのがよいかもしれません。
春の訪れを感じる梅の花。
うめまつり以外の日でも花は楽しめるのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
田上町のお隣、加茂市の鯉のぼりを楽しむならこちらからどうぞ。