トイレの輪じみや黒ずみ、便器のふち裏などの大掃除のコツとは?

家事

年末になると大掃除に取り掛かる方も増えてきているのではないでしょうか?
普段から掃除しているけれども、頑固な汚れがつきやすいトイレ。
大掃除の機会に、一気にきれいにしてしまいましょう!

頑固な便器の輪じみ

トイレの水位と同じ場所にいつの間にかついてしまう茶色や黒の汚れ。
放っておくとこすっただけでは取れないことも。
こびりついてしまった汚れは、トイレ用洗剤を湿布して分解してから落としましょう。

用意するのはトイレ用中性洗剤とトイレットペーパー、トイレブラシ
まず、トイレブラシを排水口の中に数回押し入れてトイレの水位を下げます
汚れの部分に、縦半分に折って細長い状態にしたトイレットペーパーを汚れに沿ってぐるっと貼り付けます。
その上からトイレ用洗剤をまんべんなくかけましょう。
5分ほど放置したら、一度トイレットペーパーを流します。
その後、トイレブラシで汚れた部分をこすってみましょう。

便器のふち裏汚れ

普段見えにくいトイレのふち裏は汚れがたまりやすいところ。
ナイロンたわしを割りばしなどに巻き付けたものを用意して、汚れをこすり落としましょう。
汚れは長い間に積み重なっていることも多いので、力任せにこすらず、少しずつ落としていく気持ちで。
それでも落ちないしつこい汚れには、トイレ用の酸性洗剤を使います。

トイレットペーパーを縦半分に折って細長くしたものをふち裏に貼り付けます。
その上からトイレ用酸性洗剤をかけて汚れに密着させます。
10分ほど経ったら、まずトイレットペーパーを流し、浮いた汚れはナイロンたわしで磨きましょう。
ナイロンたわしでも落ちない頑固な汚れには紙やすりも有効です。
トイレを傷つけないよう、なるべく細かい目の紙やすりを用意します。
手袋をした手で、直接よごれを紙やすりでこすります。

水回りでは紙やすりより使いやすい耐水性のポリネットシートが目詰まりしにくいので便利です。
ホームセンターなどで入手できるので、400~600番の目の細かいもので汚れをこすってみましょう。

温水洗浄便座のノズル汚れ

温水洗浄便座のノズルは、汚れがこびりつきやすいところです。
取扱説明書にしたがって、ノズルを引き出します。
トイレ用中性洗剤を使ってもよいのですが、ここには泡状で出てくるものが便利
泡になった洗剤を吹き付けて、5分ほど放置します。
その後、軽く濡らした歯ブラシで汚れをこすり落としましょう。
汚れが落ちたら、トイレットペーパーにトイレ用中性洗剤を吹き付けたもので全体を拭き、最後は乾いたトイレットペーパーで仕上げ拭きをします。

便器と床の境目

見落としがちなのが便器と床の境目です。
ここは尿汚れなどがたまっていることが多く、トイレ全体のにおいの原因の一つになります。
トイレットペーパーをこよりのようにねじったものを境目に巻き付け、トイレ用中性洗剤を吹き付けます。
このまま5分ほどおいたら、トイレットペーパーを汚れをぬぐいながら外します。
細かい汚れがあるときには、綿棒などでこするのが効果的。
最後は乾いたトイレットペーパーで仕上げ拭きをしましょう。

トイレの壁

尿汚れなどで案外汚れているのがトイレの壁です。
トイレ用おそうじシートや、トイレットペーパーにトイレ用中性洗剤を吹き付けたもので壁全体を拭きましょう。

ここが汚れていると、においの原因になります。
汚れは便器より少し高い位置まで飛んでいることがあるので、しっかり拭いておきましょう。

いかがでしたか?
毎日のトイレ掃除に加えて、時々はしっかり掃除をしてきれいなトイレを保ちましょう。

毎日のちょっとしたトイレ掃除のコツはこちらの記事も参考にどうぞ。

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