梅雨があける頃から夏祭りが始まりますね。
中でも花火大会は夏の楽しみの一つです。
新潟県長岡市で毎年8月2.3日の2日間にわたって開催される長岡まつり大花火大会は、日本3大花火まつりと言われ、毎年大勢の観光客で賑わいます。
周辺道路や会場付近は大変な混雑です。
そんな長岡まつりの交通手段や駐車場、穴場スポットについてまとめました。
長岡まつりとは?
長岡まつりは毎年8月1日から3日までの3日間行われています。
その中でも、2日、3日の両日には大花火大会が行われ、たくさんの人で賑わいます。
この長岡まつりは、実は戦後に始まった戦災復興祭がはじまりと言われています。
新潟県長岡市は、昭和20年8月1日、アメリカ軍による空襲を受けました。
戦後になり、この戦災から復興しようという願いで始まったまつりです。
1日には、平和祭が行われ、戦没者を慰霊する灯篭流しや大民謡流しが行われています。
2日、3日に行われる大花火大会では、打ち上げられる花火は2日間合計で20,000発。
ワイドスターマインやフェニックス花火、正三尺玉などを楽しむことができます。
花火大会会場までのアクセス
花火大会は、市内中心部を流れる信濃川の両岸で観覧することができます。
JR長岡駅を下車、当日は徒歩移動がメインです。
歩いても20分程度でつくことができます。
ただし、当日は大変な賑わいなので、若干時間は多めに見たほうがよいかもしれません。
車なら、北陸道長岡インターを下車、もしくは中之島見附インターを下車します。
会場付近には駐車場がありません。
基本的には会場から離れた場所にある駐車場に車を止め、徒歩またはシャトルバスなどで移動します。
車を利用する場合の駐車場
最も会場に近い駐車場は、信濃川左岸の長岡リリックホール、近代美術館駐車場です。
ただし、台数は限られていますので相当早い時間でないと駐車できないことが予想されます。
また、長岡造形大学駐車場も比較的会場に近く、徒歩での移動が可能です。
長岡インターチェンジを利用する場合は、国営越後丘陵公園の駐車場が利用できます。
ここは台数も多いため、比較的停めやすい駐車場ですが、会場からは車でも20分近く離れていますので、シャトルバスでの移動になります。
信濃川右岸では、旧長岡市役所のさいわいプラザが最も近い駐車場になります。
ここからだと、会場までは徒歩移動です。
ただし、こちらも台数が非常に限られているので、満車の場合は南部工業団地駐車場を利用しましょう。
こちらは会場までシャトルバスが出ています。
駐車料金ですが、駐車場によって違いがあります。
会場に近い長岡リリックホール、近代美術館、長岡造形大学、さいわいプラザは昨年(2018年)は1台2000円でした。
また、国営越後丘陵公園も昨年は1台2000円の駐車料金がかかりました。
今年の駐車場に関しては、7月初旬ころ公式ホームページで発表されるようです。
民間の駐車場は?
会場付近の民間駐車場ですが、観覧客が大変多いため、会場付近の道路は通行規制がされています。
始まる前は当然ですが、終わったあとには2日間で100万人と言われる観覧客が一斉に会場から歩きます。
この中を車で移動するのは至難の技なのです。
このような事情から、あまり会場に近い駐車場に車を停めるのはオススメしません。
ただし、右岸側のさいわいプラザ周辺では、民間のお店が通常の駐車場を花火見物用に有料で貸し出している光景も見かけます。
値段はそのお店によって違いがあるので一概には言えませんが、こういったところを利用するのも一つの手なのかもしれませんね。
また、確実に停められるとは限りませんので、時間には十分余裕を持って探すことをおすすめします。
花火会場で確実に見たい
メイン会場である、信濃川右岸、左岸の観覧席は、大変に混み合います。
最近は有料席が販売されているので、どうしても会場で見たい場合にはこちらを入手するのがおすすめ。
すでに2019年の有料席の抽選販売は一旦締め切られており、6月29日(土)から残席の状況をみてインターネットの先着販売が行われる予定です。(7月15日まで)
また、その残席によっては、7月13日から7月31日まで窓口販売(まちなか観光プラザにて)、更に当日券が出ることもあります。
ただし、2019年に関しては、8月2日が金曜日、8月3日が土曜日と、観覧しやすい曜日が並んでいるので、どうしても会場で見たい場合には早めのチケット確保が必須です。
無料観覧席もありますが、当日朝はやくから場所取りの長い行列に並ぶ必要があります。
この数年は特に会場が混み合うようになりました。
早めの移動が鍵になりそうです。
混雑した会場を避けたい
どうしても花火が見たい、でも混雑した会場には行きたくない、という人もいるかもしれません。
ちょっと遠くなりますが、穴場スポットをいくつか紹介します。
古正寺公園
信濃川左岸にある公園で、会場からは少し離れていますが、フェニックス花火がよく見えると評判のスポットです。
ただし、付近に駐車場がありませんので、車で来られる場合には前述の駐車場を利用しましょう。
悠久山周辺
信濃川右岸、市街地からはだいぶ離れているのですが、山の上から花火と長岡の夜景が一緒に楽しめると評判のスポットです。
市街地から離れているため、花火帰りの渋滞にも比較的巻き込まれにくいのですが、打ち上げ会場から距離があることだけが難点です。
さいわいプラザ周辺
旧長岡市役所があったさいわいプラザ周辺も、最近は人気のスポットになっています。
こちらは、三尺玉の打ち上げ会場に近く、迫力満点の花火を楽しむことができます。
ただし、信濃川の土手は立ち入り禁止になっていますので、さいわいプラザや隣接した長岡市立劇場の敷地内の芝生などで花火を楽しむことになります。
水道公園周辺
長岡市水道町にある水道公園周辺は、フェニックス花火がよく見えると評判のスポットです。
ここにある水道タンクは長い間市民に愛されているシンボル。
水道タンクと花火の共演を楽しみましょう。
蔵王橋付近
花火会場からは下流になりますが、蔵王橋周辺も花火がよく見えるスポットとして知られています。
会場からは離れているため、人の流れも少なめです。
イオン長岡店
2019年6月25日現在、のこりわずか、という表記になっていますが、花火会場から近いイオン長岡店でも花火をみることができます。
こちらは屋上から花火を楽しむことができる上に、駐車場、トイレ、買い物と至れりつくせり。
ただし観覧、駐車場ともに有料ですのでご注意を。
また、アピタ長岡(リバーサイド千秋)でも花火が見られる、という情報もあるようですが、今のところ公式には発表されていないようです。
公式アプリも参考に
2018年から、長岡まつり大花火大会の公式アプリが登場しました。
当日の会場までの交通規制や混雑状況、また駐車場の混雑状況などがチェックできる便利なアプリです。
ぜひこういったものも活用してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか?
夜空を彩るたくさんの花火、ぜひ会場で楽しんでみてくださいね。