24年卒の就活も解禁されてから早1か月。
すでに内定をもらっている、という学生さんも増えてきていると思います。
我が家にも今年まさに就活真っ最中の大学4年生がいて、ヤキモキしているところです。
そんな私のような親が、子供の就活を見守るうえで大切なことをまとめてみました。
就活は1年前から始まっている?
大学生の就活は年々早まっている、という話はよく聞かれることです。
私の周囲では、子供が3年生の時にはすでに内々定が出ていた、という話も聞かれたくらいです。
と、こんな話を聞くと親としてはがぜん焦りが出てしまいますよね。
我が家ではインターンの進捗状況を探ってみたりしてみましたが、本人はどこ吹く風。
去年の今頃はどんな職種で、どんな会社に就職してみたいのかという話を少し聞いたくらいで、親ができることは一つもないという状態でした。
就活の時に親がやってはいけないことって?
就活は子供にとっても親にとっても一大事であることには変わりありません。
ついやってしまいがちなことといえば、余計な口出しです。
「こんな会社はどう?」「こういう職種はあなたにむいているんじゃない?」
ついこんな言葉をかけてしまいがちですよね。
かくいう私も、地元に就職したいという子供の言葉を受け、あんな会社がある、こんな会社があると色々と余計なことを言ってしまいました。
しかし、こういった親の気持ちや価値観を押し付けることは、今となってみれば子供にとって良いことではないということがわかります。
「就活どうなってる?」なんていう言葉もプレッシャーになりますよね。
自分が子供の立場だった時、親からこんな言葉をかけられたらどう思うだろう?
そう思いながら声掛けをしていく必要があるのかもしれません。
無関心にならず過干渉にならず
私が就職したころは、かろうじてバブル崩壊前。
試験を受ければ内定が連発し、数ある内定から自分の本当に行きたいと思う会社を選ぶことができた時代でした。
しかしその後すぐにバブルは崩壊。
現在に至るまで就職活動は非常に厳しいものになっていると思います。
余計な干渉や、価値観の押しつけは厳禁ですが、今の就活生は大きなプレッシャーにさらされているのは事実です。
「就職はあなた自身が決めることだから」と無関心になるのではなく、関心を寄せ続けることは大切なのではないかと思います。
最近の就活では、親のためのセミナーなども開催されています。
こういうセミナーに参加して、今の就活がどんなものなのか、親の心構えをどう持つべきなのか、知っておくことはとても大事なことだと思います。
私たち親にできることは、いつでも子供の一番の理解者でいること、そして遠くから見守ることなのではないでしょうか?
我が家の息子もまだ就活の真っ最中です。
本人の意思を尊重してしっかり見守っていきたいと思います。
ちなみに就活には、大学生になったときに購入したスーツをそのまま使っています。