富山県にある道の駅「ひみ番屋街」は食の宝庫!地震からの復興を応援(2023年秋、来訪)

お出かけ

元旦から大変な災害に見舞われた北陸地方。
私の住む新潟県も最大震度6弱の地域や、液状化での被害を受けた家屋がたくさんあります。
まずは被害にあわれた方へ心からお見舞い申し上げます。
また現地の一日でも早い復興をお祈りいたします。

石川県や富山県でも大きな被害を受けた地域と、通常の暮らしに戻っている地域があると聞いています。
去年の秋、富山県氷見市にある道の駅「ひみ番屋街」を訪問しました。
こちらも断水などの被害があったそうですが、まもなく全店が通常営業できそうとのこと。
たくさんの食やお土産がそろう「ひみ番屋街」は私も大好きなスポットです。
今回は復興を願ってこちらをご紹介します。

「ひみ番屋街」ってどんなところ?

氷見市は富山県の北西部、ちょうど能登半島の東側の付け根に位置する街です。
氷見市はドラえもんの作者である藤子不二雄A氏の出身地としても知られ、その立地から漁業・水産業が盛んな地域でもあります。
氷見漁港のすぐ近くに建つ道の駅「ひみ番屋街」は能越道氷見インターチェンジから車で約8分、電車ならJR氷見駅からタクシーやバスを使って10分ほどの場所にあります。

また氷見駅から徒歩でも20分なので、商店街などを眺めながら観光するのにもピッタリな立地です。

氷見の「食」ならなんでもお任せ!

ひみ番屋街は食事からお土産まで、全部で30の専門店や飲食店があります。
氷見漁港直送の魚を使ったお寿司、氷見うどんや氷見牛など、氷見でしか味わえない様々なグルメや、氷見で陸揚げされた新鮮な海の幸を味わうことができるお店がずらりと並びます。

ひみ番屋街をぐるりと楽しむだけで半日は楽しめるボリューム感。
道の駅の名前の由来になっている「番屋」とは、漁場に近い海岸線に漁師が建てる作業小屋のことで、そのたたずまいをイメージした風景は訪れた観光客をワクワクさせてくれます。
また、建物の裏手はすぐ海になっていて、潮風を感じることができます。

おススメの「食」をいただく

さてひみ番屋街には新鮮な魚介を使った回転寿司などの食事処もあるのですが、フードコートはもちろんのこと、鮮魚店のお寿司も充実しています。
あれこれと食べたい我が家はもちろんフードコートと鮮魚店のお寿司を選択。

地物づくしはあの高級魚「のどぐろ」のお寿司が入ってこのお値段。安すぎます!
魚はもちろん地元富山湾の新鮮なものばかり。
この日は夫がハンドルキーパーをつとめてくれたので、美味しく生ビールもいただいてしまいました。

こちらは氷見うどん。
氷見うどんは讃岐、稲庭と並び日本三大うどんの一つに挙げられることもあるご当地グルメ。
平たく細い麺は独特な腰の強さと粘り、もちもちの食感が特徴的。
この独特な食感の秘密は「手延べ」なのだそう。
するするとのど越しが良くてどんどん食べられます。

麺屋いく蔵の氷見いく蔵ブラック。
こちらのお店は「ナポらー麺」というナポリタンのようなラーメンがメディアでよく取り上げられているようですが、レアチャーシューが乗った富山ブラックも間違いない美味しさです。

もちろんデザートもかかせません。
こちらは長男が食べていたソフトクリーム。
このほかにもクレープなどのデザートがありました。

お土産にはひみぷりんを

富山のお土産は「ひみ番屋街」だけで全部揃うと言っても過言ではないくらい、様々な専門店が軒を連ねます。
その中でも外せないのがこちら。

その名も「ひみぷりん」です。
究極のなめらかさを追求した、というこちらのプリンは美味しいだけじゃなくてこの通り見た目もかわいい!
季節限定のプリンも合わせて常時5種類ほどが並びますが、おススメは手前左側の「氷プリン」
なめらかなプリンの上にラムネのジュレ、そして最後に氷砂糖をトッピングします。
いろんな食感があって美味しくて楽しいプリンはお土産にも自分へのご褒美にも最適。
もちろんこれ以外にも氷見と言えばの「ぶり」のお茶漬けなどをたくさん購入しました。

「ひみ番屋街」の現在の様子

一日いても楽しめる道の駅「ひみ番屋街」の気になる現在の様子ですが、2024年1月17日現在は約25店舗が営業を再開、全店舗完全再開は数日中を見込んでいるとのことです。
周囲は液状化などの影響もあり、ところどころ地割れなどもあるようなのでしばらくは注意が必要になりそうです。
冬季は移動が大変なのでしばらくは行けそうにありませんが、春になったらまた訪れたいと思っています。
一日でも早い復興を祈り、元気な観光地に訪れて支援を続けていきたいですね。

いかがでしたか?
余震も続いており、まだ警戒が必要ではありますが、元気を取り戻しつつある観光地には積極的に行ってみたいと思います。