私立併願なし!?で挑んだ我が家の大学受験体験記・その1「受験対策は塾で?」

子育て

春、新生活の季節です。
3人兄弟の我が家の三男はこの春から大学生になりました。
ようやくゆっくりと今までのことを振り返る余裕ができたので、三男の大学受験についてまとめてみたいと思います。
タイトルは私立併願なし!?で挑んだ我が家の大学受験体験記」としましたが、その名の通り私立大学の併願を結果的に押さえることなく挑んだ受験でした。
今回は高校1年生の入学からの学習を振り返ります。

塾は必要?どうやって勉強させる?

我が家の三男は小学生のころから地元では比較的有名な集団授業型の塾に通っていました。
もともと習い事が忙しく、自宅に帰るとその練習や準備に時間がかかってなかなか自主学習に取り組むことが難しかった三男。
せめて塾に行っている間だけ勉強してくれればそれでいい、という理由で通いだしたのがきっかけです。
この塾は中学生までは地元の駅前に教室があったのですが、高校生になると同じ形式で授業を受けることができる教室が電車で1時間程度の場所にしかなくなってしまい、さらに通う高校と反対方向に通学しなければならないことから断念せざるを得ませんでした。
高校生になり、部活動も毎日、さらに習い事は継続、相変わらず自宅学習が難しいことは相変わらず。
帰宅すると疲れてしまい、勉強どころではない、それならやはりどこか塾に入って帰る前に1時間でも2時間でもいいから勉強をしてくる場所を作るしかありませんでした。

選んだのは東進衛星予備校

最終的に高校3年間、三男が通ったのは東進衛星予備校です。
高校がある同じ駅に教室があり、自分の成績に合わせて授業の難度や受講する科目を選ぶことができたのがいいのでは?と思いました。
東進衛星予備校はオンデマンド授業が基本。


1コマ1時間、授業を視聴したら単元のまとめテストを受けてある一定の基準まで解けていたら次へ進む、という形式です。
三男が通っていた教室では、教室がお休みの日を除いていつでも授業を受けに行くことができ、受講の予定は自分で計画をするスタイルでした。
しかしそのスタイルが我が家にはちょっと問題だったのです。

自分でできる子はそもそも塾がいらない?

我が家の三兄弟は「自分で計画してその通りに自主学習をする」ことが苦手です。
いわゆる進研ゼミ的なものを小学校時代にやらせていましたが、取り組むのは最初の数日だけ、どんどん課題をためてしまってしまいにはやらなくなり…。
三男も進研ゼミは早々に諦めて集団授業型の塾に入れた経緯があります。
さて東進衛星予備校ですが、もちろんチューターと呼ばれるスタッフが受講の進度などを見てくれるのですが基本は「本人が行って取り組まないと何も始まらない」のです。


そして3年前、世の中はコロナ禍の真っ最中
最もひどい時期に比べればまだ「マシ」ではありましたが、学級閉鎖や学年閉鎖なども行われていたころです。
オンデマンド形式で受講できる東進衛星予備校なので、塾に申請すれば自宅でも学習できるから、という理由で塾に寄ってくる回数がどんどん減っていきました。
そして気が付けば終わらない受講がどんどんたまっていく悪循環です。
その都度チューターから本人に電話がかかってきたりしていたようですが、1年生が終わるころには受講できなかった授業が無駄に消えて行ってしまったのでした。

次回はこの状態からどうやって受験に向かっていくのか、高校3年の夏までを振り返ってみたいと思います。