保育園の送迎に自転車を使うときに雨が降ったらどうする?

子育て

保育園への送迎は、自転車やベビーカーを使って、というご家庭も多いですよね。
雨が多い時期、自転車での送迎はどうしたらよいのでしょうか?
気を付けたいことなどをまとめてみました。

雨の日の送迎

保育園に十分な駐車スペースがなかったり、都心などで車での送迎が難しい場合には自転車での送迎はとても便利ですよね。
晴れた日には便利な自転車ですが、雨が降ったときにはいろいろな注意が必要です。

自宅から保育園までは歩ける距離ですか?
子供がきちんと歩いてくれる年ごろなら、自転車には乗らずに歩いて登園させる、というのも選択肢の一つですね。
私の子供が幼稚園に通っていたころ、園までは大人の足で20分程度の距離でしたが、年長くらいになると歩いて登園することも多かったです。
そのかわり、子供の歩きは大人の倍はかかります。
当時専業主婦で時間があったからこそできたのかもしれません。
子供はベビーカーに乗せて歩いて送迎するのも一つの手段かもしれませんね。

雨の日に自転車に乗るには

距離的に歩いての送迎が難しい場合には、雨の日も自転車を使うことになります。
そんな時に必ず必要になるのが次の2つ。
・子供用シートのレインカバー
・大人と子供用のレインコート
これは必需品といってよいでしょう。

傘さし運転は違反です

自転車での傘さし運転は、道路交通法と都道府県条例で禁止されています。
道路交通法に「傘さし運転」の項目はないのですが、道路交通法の71条で「運転者の遵守事項」に「公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めた事項(道交法第71条第6号)」として都道府県が条例を設けて規制しています。
ほとんどの都道府県では、傘さし運転は違法として、5万円以下の罰金を科しています。
ハンドルに傘を固定する器具も販売されているようですが、これも都道府県によっては違反になるので注意が必要です。
子供を乗せて運転するだけでも十分注意が必要ですから、傘は使わずにレインコートを使いましょう。

子供用シートのレインカバーの選び方

自転車に装着する子供用シートのレインカバーは、いろいろなメーカーから発売されています。
子供が乗ったときに、中のスペースがきちんと確保できるものを選ぶと窮屈さがなくてよいと思います。
頭にレインカバーがついてしまうと、水漏れの原因になったり、子供がぐずってしまう原因になってしまうこともあるので、あまり安価なものを求めず、骨組みなどで自立した形になったものを購入するといいですね。

つけっぱなしにしておける形状のものもおすすめです。
雨の日にいちいちつけたり外したりするのは大変な手間ですし、最近のゲリラ豪雨のように晴れた日でも急に雨が降ってくることもあります。
ほんの5分程度の雨でもぐっしょり濡れてしまうこともあるので、いつでも使える状態にしておけるものが便利です。

レインコートの選び方・子供

レインカバーをつけた自転車に子供を乗せるのなら、子供用のレインコートは基本的にはなくても大丈夫ですが、乗り降りの際にはどうしても濡れてしまいがち
蒸し暑くなって大変な時期には着せる必要はないかもしれませんが、あって困らないのがレインコートです。

子供用は、ポンチョ状のレインコートが脱着しやすくて便利です。
また、雨がひどい日にはこれに長靴(レインブーツ)を履かせれば、自転車から保育園までの短い距離も濡れずにすみます。

レインコートの選び方・大人

大人は雨の日には必ずレインコートが必要です。
しとしと降る雨なら、自転車用として販売されているポンチョ型のレインコートが便利。
ハンドルを持つ手や、前かごのカバーもできるタイプだと手や荷物を濡らさずに移動できます。
よくある前あきのレインコートだと、ひざのあたりが濡れてしまい、さらに雨具をつたった水が足元にかかってしまいます。
ポンチョ型だとそれらが防げるのでおすすめです。
ゲリラ豪雨のような土砂降りだと、ポンチョでは雨が防ぎきれないことも。
そんな時には、上下が分かれているレインコートを着て、足元はレインブーツでしっかり保護しましょう。

あまりにすごい雨の時には

最近では猛烈な雨が降ることもめずらしくなくなってきました。
こういった視界の悪い日に、完全防備であったとしても自転車で送迎するのはかなり危険が伴うこともあるでしょう。
あまりにもすごい雨の時には自転車は諦め、歩いて送迎したり、場合によってはタクシーやバスなどを使うことも考えましょう。
なにより、子供と自分の安全が一番です。
状況に応じたスタイルで、安全に送迎してくださいね。

いかがでしたか?
子供を乗せて自転車を走らせるのはそれだけでも十分安全に気を配る必要があります。
雨の日はさらに慎重に気を付けて送迎してくださいね。

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