未だ猛威をふるう新型コロナウィルスの対策として接種が進んでいるワクチン。
私の住む街でも若い世代にまでワクチン接種の順番が回ってきています。
つい先週末、私も2度目のワクチンを接種してきました。
その時の体験記をまとめます。
市町村でのワクチン接種はファイザー製
我が家は7人家族。
すでに70歳を超えている義父母は6月までに市町村の集団接種でワクチン注射を終えています。
市町村単位で行っている集団接種ではファイザー製を使用しています。
夫と長男は職域接種でモデルナ製ワクチンを接種しました。
私にも7月の上旬にワクチンのクーポンが市町村から郵送されてきました。
集団接種でファイザー製が受けられるという連絡だったので早速予約の手続きを済ませます。
1回目の接種時は?
「注射針の長さの割には痛くない」という話だったワクチン接種。
私の場合ですが、「採血よりは痛い」でした。
そして注射をした瞬間からひじの下に鈍い痛みを感じました。
接種部分ももちろん痛いのですが、直後から腕がだるく、動かしにくい感じに。
そして数時間たつうちに接種部が痛くなって肩が上がらなくなりました。
それでもモデルナを接種した夫や長男に比べると痛みは少ない印象。
夫や長男は数日間痛みを感じていたようですが、私は2日くらいで通常の生活に戻れる程度の痛みでした。
その後の反応は特になく、心配していた頭痛や発熱は見られませんでした。
2回目の接種で副反応が
3週間あけて2回目の接種。
注射の時の痛みは1回目とほとんど変わらず、瞬間からひじの下が鈍い痛みを感じたのも同じ。
夕方、少し頭痛を感じたので1回目の鎮痛剤を服用しました。
夕食は普段通りに食べ、半日くらいは元気にしていたのですが、だんだん体がだるくなってきたので早めに就寝することに。
最初の鎮痛剤を服用してからちょうど6時間後くらいに寒気を感じ目が覚めると、発熱しているんだろうな、という体の痛みが出てきました。
ここから朝まで眠れなくなります。
夜中で起き上がる元気もなく、枕元に置いた水分だけは飲んだものの、鎮痛剤は取りに行けず朝まで過ごしました。
【接種翌日】鎮痛剤が効く時間が短い
翌日の朝になり、夫から鎮痛剤を持ってきてもらって服用。
この時食欲は全くなく、ゼリー飲料を一口だけ飲みました。
鎮痛剤が効き始めた30分後くらいには一度眠ったのですが、2時間としないうちに体と頭の痛みに目が覚めます。
熱はこのころ測ってみると38度。
夜中はもう少し具合が悪かった気がするので39度近くまで発熱していたのかもしれません。
鎮痛剤が効いて眠れるのは2時間、その後の4時間は体の痛みとひどい頭痛にうなされていました。
寝返りを打ちたくても接種したほうの二の腕は痛く、普段そちらを下にして寝ることの多い私はイライラするばかり。
時々、時計を確認して、鎮痛剤が飲めるまであと何時間、あと何分、と思っていました。
6時間おきの鎮痛剤
鎮痛剤はその後6時間おきに飲むことに。
ただ、一日3回までの服用しかできないので、体の痛みやだるさ、発熱に耐えながら少し時間を調整していました。
昼は1時間余計に我慢して7時間あけて飲むものの、効くまでに1時間、ようやく少し眠ると1時間半程度で体と頭の痛みで目が覚めてしまいます。
相変わらず食欲はなく、ゼリー飲料を少しずつ食べるだけ。
水分はあらかじめOS-1を1本用意していましたが、なくなったのでお茶とスポーツドリンクに切り替えました。
夜、寝る前にもう一回鎮痛剤を服用。
効くまでには少し時間がかかりましたが、このあとはだいぶ眠ることができました。
この日は数回体温を測りましたが、一番高くて38.8度、低くても37度台後半でした。
【接種翌々日】頭痛が残るものの
接種の翌々日、起きると汗でびっしょり、体の痛みはほとんどなくなっていました。
それとともに、寝返りが打てないほど痛かった接種した二の腕の痛みも多少やわらいでいます。
熱を測ってみると36度台、ほぼ平熱に下がっていましたが、頭痛とだるさだけ残っていました。
この日の朝、ようやく少しお腹が減ったかな、ご飯が食べられるかも、という感じになりましたが急には入らず、ゼリー飲料を前日よりは多めに飲み、鎮痛剤をもう一度服用しました。
今回は鎮痛剤が効いた感覚があり、頭痛がぶり返すこともなくようやくお昼ごろ体調が回復しました。
夕飯はいつもの半量程度まで食べることができましたが、トータルで2キロやつれました。
アラフィフだからと油断できない副反応
私の周囲では、私より年上の人たちが発熱はしないもののだるかった、接種の痛みはあった、くらいの話が多かったので、アラフィフの私もそれほどの副反応はないかもしれないと思っていました。
ただ、モデルナを接種した夫と長男がそれぞれ副反応で寝込んでいたのを見ていたので、万が一、といろいろな準備はしてあったのですが、今回はそれが功を奏した形です。
また、接種翌日、翌々日ともに仕事は休みにしていたのも助かりました。
副反応は若い人に多い、の「若い」はどこまでが含まれるのかわかりませんが、笑い話のように「私は思っていたよりも若かった」と話しています。
今後、我が家では高校生の次男が9月に接種の予定です。
三男は心臓に疾患があり、主治医からは特に問題なく接種してよいと言われているのですが様子を見ているところです。
副反応は確かにつらかったのですが、本当に新型コロナウィルスに罹患するとこれ以上の大変さを味わうのかと思い、接種してよかったなと思っています。