突然ですが、我が家の三男はとても字が汚いのです。
 小学生に上がるころから、中学生になる現在まで、とにかく一貫して字が汚い。
 平仮名や漢字だけでなく、数字もきちんと書かないので、自分で0を書いたのか6を書いたのかがわからなくなり、計算ミスをしていることもあるくらいです。
 ここまで字をきれいに書けるように、といろいろ試しているのですが、どういった方法が効果的なのでしょうか?
えんぴつの持ち方をチェック
最初にチェックしたいのはえんぴつの持ち方。
 字の汚い子は、えんぴつの持ち方がきちんとしていない子供が多いように感じます。
 えんぴつをしっかりと正しく持ち、そうでないほうの手は紙に添えます。

座り方も曲がったりしていませんか?
 我が子が汚い字を書くときには必ず姿勢も汚くなっています。
 背筋もきちんと伸ばして正しくえんぴつを持ちましょう。
低学年のうちはなぞるのが大事
あまりの字の汚さに困っていた我が家。
 私の友人に小学校の先生をしている人がいて、相談したことがあります。
 小さいうちに汚い字を直したいならズバリひとつだけ。
この一点に尽きるのだそうです。
 たとえばひらがなノートや漢字ドリルには、必ずお手本をなぞる課題がありますよね。
 字の汚い子は、100%これがはみ出したり曲がったりしているそうです。
 まっすぐ線を引く、とか、曲線をなぞる、ということができる、というのは、きれいな字や形が頭の中でイメージできることにつながるのだそうです。

字が汚い子は、徹底的にお手本をなぞる。
 それできれいな字が書けるようになるそうです。
とめ、はね、はらいを意識する
きれいに文字がなぞれるようになったら、とめ、はね、はらいを意識するようにします。
 字の汚い子は、しっかり「とめ」ができない子が多いように思います。
 我が家の子供もとめができません。
 しっかりとめず、すーっと力を抜いてしまいがちです。
 ここでとめよう、ここではねよう、などと意識を持つことが大切。
全体のバランスはマス目つきのノートで練習を
字の汚い子は、全体のバランスもとれていないことが多いですよね。
 これを直すにはマス目のノートで字を書いてみるのがよいでしょう。
 十字のガイドが入った漢字練習帳や、方眼ノートだと左右や上下のバランスを取りやすくて練習をしやすくなります。
 気をつけたいのは、左右の大きさがばらばらにならないこと、四角はしっかり四角に書くこと。
 四角をしっかり正方形や長方形に書けない子は、マス目の中にフリーハンドできれいに書く練習をしてみるとよいですね。

さて、肝心の我が家の三男ですが、かなりこれらの練習をさせました。
 以前に比べればマシな字を書くようになりましたが、基本的には短気な性格なので、ゆっくり正確に書く、という作業が好きではありません。
 なぞるのもなかなかうまくいきませんでしたが、最近になって少し改善が見られました。
 それは、「持ち手が太めのシャープペンシルで書く」ことです。
 どうやらこのほうがしっかりとした持ち方になるらしく、以前に比べて丁寧に字が書けるようになっています。
 学年が上がって、シャープペンシルを持つようになったら、相性のいいものを探してみるのもよいかもしれません。
子供のやる気スイッチにも困りごとがたくさんありますよね。
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