未だ猛威を振るっている新型コロナウィルス。
感染には十分に気をつけていたはずでしたが、とうとう我が家でも感染者が出てしまいました。
3世帯同居、7人家族の感染療養と本当に大変だった隔離生活についてまとめます。
完全同居での感染対策は綱渡り状態
我が家の家の構造から、7人家族を完全に別々に感染対策することは非常に難しいというのは以前にも書いた通りです。
(我が家の構造的な話についてはその1を参照してください→コチラ)
家事全般については、私と夫が全て回すことになり、共有スペースについてのルールは以下のように決めました。
2. 食事はリビングのテーブルの上に義父、義母それぞれのトレーを用意し自室に持って行っていく
3. 1階のトイレは義父母以外使用しない
4. リビングとキッチンの扉は開放し、触らないようにする
5. お風呂だけはどうしても共有になるので、感染していない5人が先に使用してその都度消毒
6. 義父母が共有スペースに出るときには手袋着用、もしくは触ったところを全て消毒
これがなかなか難しいのです。
感染が判明している義母は自分に自覚があるので、手袋着用、キッチンペーパーと消毒液を持参して自分のいたところを全て消毒してくれるのですが、義父はこの時点で症状がないので徹底できない。
かろうじてマスクだけはしてくれるのですが、勝手に玄関先に出てみたり、1階の納戸にあるものを触ったり、洗面台を使っても使いっぱなしにしたり。
電気のスイッチもドアのノブもそのまま素手で触ります。
一方私たちはといえば、あちこち消毒液を持って大騒ぎし、義母だけでなく義父も感染していると仮定して対策をしています。
なのにきちんとしてくれない義父に対してイライラがつのる、という状態でした。
家事に疲弊する私と夫
夫は在宅ワークをしながらの家事参加となり、仕事と家事の両立でいっぱいいっぱいになっていました。
私はといえば、仕事はないけれど一日中、1階と2階を往復しつづけました。
7人家族ではありますが、私たち5人と義父母は生活リズムが異なります。
それは特に朝に顕著で、さすが年寄りは朝が早いのです。
今までは義母が5時過ぎから二人分の朝食を用意して食べ、それが終わるころに私が入れ替わりでキッチンを使って朝食の用意とお弁当作り、というように時間を分けていました。
私は5時起きですが、義父母が朝ごはんをしている間は自分の時間で運動をしたり身支度をして待っているという感じです。
それが感染によって義母がしていた家事まで私たちがやることになり、私の朝の時間は自分のためではなく全て家事の時間になりました。
それに加えて1階の共有スペースは使用前に必ず消毒が必要。(義父の対策が信用できないため)
一日中消毒液とキッチンペーパー、手袋を持ったままあちらこちらを消毒して回るのは本当に辛い作業でした。
だんだん私たち夫婦は家事に翻弄され疲弊していくことになります。
他人事だと思っていたわけではありませんが感染者が出てしまった我が家。
家族がコロナ陽性になった!三世代同居・7人家族の療養と隔離生活【その4】トラブル発生!義父の持病の薬がない!
はこちらからどうぞ。