一日の約3分の1を過ごしている布団。
お手入れってどうしていますか?
正しい布団の手入れをしっかり覚えて快適な睡眠を取りましょう。
布団にはカバーをかけましょう
布団は汚れや傷みを防ぐために必ず布団カバーをかけましょう。
カバーは、こまめに洗濯をするのがポイント。
布団を丸洗いするのは大変ですが、カバーをこまめに洗うことで、ダニやホコリを取ることができます。
清潔を保つためにもぜひカバーを掛けてくださいね。
天気の良い日は天日干し
太陽が出て、お天気が良い日には天日干しをしましょう。
紫外線で布団が傷んでしまうこともあるので、カバーはかけたまま干します。
布団たたきを使ってホコリを取ったりすることもあると思いますが、あまり強く叩きすぎるのは逆効果。
中の綿を傷めてしまったり、ダニを布団の奥深くまで潜らせてしまう原因にもなってしまいます。
叩くときには、表面を軽く、で大丈夫。
また、長時間干していると傷みの原因になりますので、2~3時間程度を目安にしましょう。
全面に日が当たるように、両面を干すのもポイントです。
外に布団を干せないとき
環境によっては、外で布団を干すことが難しいこともありますよね。
長い梅雨時期や、冬なども天日干しは難しいです。
そんなときには布団乾燥機を使いましょう。
30分もあれば、湿気が乾いてふわふわの仕上がりになります。
また、最近の布団乾燥機にはダニを退治するためのコースが搭載されているものもあります。
こういった機能を便利に使って、布団を清潔にしましょう。
ダニ対策
ダニは掃除機などで吸い取るだけではなかなかきれいになりません。
天日干しをしても、布団の奥に潜んでしまうこともあるのだとか。
一番効果的なのは、布団乾燥機のダニ退治のための機能を使うこと。
ダニは50度以上の温度に30分ほど当てないと死なないという厄介なもの。
布団乾燥機でダニを退治したら、必ず掃除機で死骸を吸い取りましょう。
ダニの死骸もアレルギーの原因になります。
また、丸洗いができる布団なら、きれいに洗ってからコインランドリーの乾燥機を使って乾燥させるのがよいですね。
敷ふとんなら、スチームアイロンをかけるのも効果的。
タオルをあて布にして、アイロンのスチーム強を数秒吹き付けます。
これを繰り返したら、最後には天日干しで布団を乾かします。
どの方法を使ったときにも、最後は必ず掃除機をかけましょう。
表、裏をゆっくりと掃除機をかけます。
これでアレルゲンになる死骸を取り除きましょう。
枕の手入れ
うっかり見逃しがちなのが、枕のお手入れ。
枕カバーをこまめに洗濯するのはもちろんですが、ニオイがついてしまったときには天日干しをしましょう。
枕を干すときには、消毒用のアルコールをスプレーするのが効果的。
干すときには、ハンガーを2つ使い、その中に枕を通すようにすると風通しが良く、全体を均一に乾かすことができます。
いかがでしたか?
清潔な布団で気持ちよく睡眠を取るために正しいお手入れをしましょう。