インフルエンザや新型コロナウィルスなどが流行するシーズンになりました。
熱は出ないけれどちょっと喉の調子がいまいち、ぐらいの症状だと病院で診察してもらうのも少しためらいますよね。
薬を飲むほどではないけれど、というときに役に立つ「家にあるもの」でできる対策についてまとめてみました。
喉の不調のド定番「はちみつ大根」
「はちみつ大根」は昔から知られている民間療法の一つ。
はちみつには殺菌効果があり、大根には炎症を鎮める作用があるのでこの2つを組み合わせて取り入れることで喉の不調に対処します。
作り方は簡単。
用意するものは大根、はちみつ、消毒した保存容器です。
我が家では大根をいちょう切りにし、熱湯消毒などをした保存容器に入れます。
ここにはちみつを大根が浸る程度まで注ぎます。
あとは大根のエキスが出るまで半日程度冷蔵庫に入れておくだけ。
大根のエキスが出たら大根は取り出します。
はちみつ大根エキスはそのまま舐めてもいいですし、お湯で割ってショウガなどを加えて飲むのもおすすめ。
ただし、はちみつは1歳未満の乳児には危険ですので与えないようにしてくださいね。
緑茶でうがい、はちみつ緑茶を飲む
緑茶には「緑茶カテキン」というポリフェノールが含まれてます。
このカテキンは昔から炎症を抑えたりアレルギー反応の低減や傷の治療などに使われてきました。
カテキン自体にもウィルスや菌を抑える力があるので、緑茶でうがいをすることで喉の炎症を抑えることができるといわれています。
うがいが難しい人は緑茶を飲んでもいいのですが、お茶にはカフェインが含まれているので大量に摂取するのは気を付けたほうがいいですね。
我が家ではうがいのほかに、緑茶にはちみつを入れて「はちみつ緑茶」としてよく飲んでいます。
カテキンとはちみつでダブルの鎮静・殺菌効果を狙っています。
刺激のあるものは控えて
はちみつ大根や緑茶うがいなどで炎症を抑えた後は、なるべく喉に刺激のあるものを摂取しないように気を付けます。
トウガラシなどの辛みがあるもの、すっぱい食べ物や炭酸飲料は喉に刺激が大きいのでかえって症状を悪化させてしまうことも。
アルコールで消毒、なんてジョークもありますが、アルコールには喉の炎症を悪化させる作用があるそうなのでやめたほうが無難ですね。
うどんやおかゆ、ゼリーやアイスクリームなど、なるべく喉に刺激の少ないものを食べるように心がけたいものです。
また、様子を見ても改善しないときは早めの受診もお忘れなく。
いかがでしたか?
感染症には十分気を付けて過ごしたいですね。
今でも発熱があった場合にはまず医院に連絡してから受診するスタイルが基本のようです。
以前我が家の義母が整形外科を受診できなかった時のエピソードはこちらから。
