毎日の家事には終わりがなくて嫌になってしまうこともありますよね。
洗濯や掃除、料理だけでなく、様々な名前のない家事に追われる毎日はつらいものです。
特に小さな子供がいる家庭では思ったように家事が進まなくて困っていませんか?
子供がいるから家事ができない、というのを逆転の発想で考えてみませんか?
子供に振り回されて家事が進まない
子供が家にいると、何かしていてもすぐに「お母さん」「ママ」と声をかけられてそのつど手が止まってしまう、というのはありがちなパターンです。
特に春休みや夏休みなど、子供たちが長期の休みに入ると、いつもと同じようなルーティンで進めることができずにストレスを感じますよね。
掃除機をかけるだけでも、そこにおもちゃが広がっていたら片づけるところから始めなければならず、イライラしてしまうのではないでしょうか?
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、子供たちの春休みがいつもよりも大幅に長くなり、いない間にやろうと思っていたことが進まなくて困っている家庭も多いのではないでしょうか?
子供を巻き込んで家事をする方法
子供に振り回されて家事ができないのなら、いっそ子供を巻き込んでみるのはどうでしょう?
実際に我が家でやっていた「子供巻き込み型」の家事はこんな方法でした。
お手伝い券の発行
用意するものは100円ショップで販売されている単語帳。
ここにスタンプを押していきます。
スタンプはランダムに1個しか押していないところもあれば、2個、3個のものもいろいろと作っておきます。
そしてこれはお手伝いをするとくじ引きできる「お手伝い券」として使います。
我が家では定額のお小遣いは高校生になるまであげていませんでした。
基本的にはお年玉、季節の折々にもらうお小遣い、祖父母からの小遣いのみでやりくりしています。
そのため、お手伝いをしたらその分を報酬として出すことにしています。
お手伝いしないものには小遣いはあげません。
スタンプ1個の金額は、家庭で決めてよいと思いますが、我が家では基本10円です。
お手伝いをしてもらった内容から、お手伝い券を何枚引けるかは親が決めます。
任せたら口は出さない
お小遣い欲しさに、お手伝い券が引きたい子供たちは率先して家事を手伝ってくれます。
しかし最初は思ったように手伝いできませんし、手も口も出したくなるところです。
最初は「こうしてほしい」ということを明確に伝えますが、あとは口出しせず見守ります。
変に文句をつけたりすると、二度とやってくれなくなるからです。
多少の手直しは自分ですることにして、とにかくやってもらうことが一番。
そのうちきちんとできるようになって戦力になります。
やってほしいことは申告する
家事は放っておけば自分で何もかもしなければならなくなります。
子供や夫を巻き込むためには「やってほしいことを申告」することが大事。
具体的に「何をしてほしいか」「どうしてほしいか」をしっかり言う。
これでさらに子供はお手伝い券などで自主的にしてくれるようになればだいぶ楽になると思います。
さらに、お手伝い、とまでは言えなくても、食卓に箸を並べるとか、食事の後の食器を食器洗浄機にセットするとか、小さなことは全てやってもらうようにお願いしています。
こういった名のつかない家事は、一つ一つは些細なことでも、全部やろうとするとかなりの手間。
でも考えてみれば小さな子供でもできることなので、自分でやってもらうのが一番です。
子供が大きくなれば、食器洗浄機の洗剤をセットしてスタートボタンを押すところまでお願いできますし、食卓には箸を出すだけでなく、小皿を並べたり配膳したりすることもできるようになります。
いかがでしたか?
ほんのちょっとしたことでも、積もり積もれば大きな負担になります。
子供や夫を巻き込んで、最初は大変かもしれないけれど「任せてしまう」ことも大切。
少しずつ上手に戦力になってもらいましょう!
休み中の子供たちは暇を持て余しているかも?
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